1.うつほの杜学園訪問

第1弾は和歌山県田辺市、熊野古道にあるうつほの杜学園です。
うつほの杜学園は2025年春開校予定の小学校です。今回は開校前のオープンキャンパスのお手伝いがてら、スタッフのみなさんと交流させていただきました。

学校の授業をつまらないと感じ続ける度に、「いい教育」ってなんだろうと考えてきました。毎回結局は個人によるよなという結論になり、答えは出ませんでした。そんな中でうつほの杜学園という学校開校プロジェクトの存在を知りました。代表の仙石さんの自分の子どもに受けさせたい教育を持つ学校がないならつくってしまおうという思いのもと、仙石さんの結論づける「いい教育」を形にする。いつも結論が出なかった私からすると、仙石さんの見つけた答えを見てみたい、話を聞いてみたい。そう思い今回の訪問に至りました。

一度2023年の冬に予定されていましたが、実現できず、今回の訪問は念願でした。当時の教育自体の興味はもちろん今でもありますが、より広報への思いが強くなってきました。新しい学校を創設するにあたって、どのように学校を認知してもらい、どのように入学希望者を募るのか、など広報活動についての話も聞けるのも楽しみにしていました。


うつほの杜学園

オープンキャンパスは学校説明会や移住相談、授業体験など色々なもので構成されていました。私は主に案内と授業体験のお手伝いをさせてもらいました。この学園では外部の方を非常勤講師としてお招きすることになっており、体験授業はバイリンガルの体験授業のほかに、アドベンチャーワールドの社員によるイルカのコミュニケーション法の授業や実際に河原に行って石の違いを知る授業がありました。元気な3-10歳くらいの子どもたちと一緒に遊んだり、考えたりしていて気づいたら空き時間に30分昼寝してました笑。昔学校の授業中に机に突っ伏して寝ていたことを思い出し、なんだか懐かしくなりました。先生たちは授業後にあーすればよかったなと反省点をおっしゃっていて、授業に対する熱意が伝わってきました。

オープンキャンパスでの展示

オープンキャンパス後はうつほの杜のスタッフの方たちの懇親会にお邪魔させていただきました。最初は緊張していてなんだがソワソワしてましたが、みなさんすごく優しくて、気負いせずに楽しむことができました。「日本の教育を変える!」という強い信念を持ってうつほの杜プロジェクトに参加した先生や、世界50カ国を旅して、教育格差に問題意識を強く持つ音楽の先生など、教育に対して熱意を持つ方と興味深い話ができました。


自己紹介で昔広報をやっていたとおっしゃっていた方に広報の話を聞くことができました。アドベンチャーワールドの広報をやっていたとのことで、めっちゃ楽しかったとおっしゃっていました。広報の中でも、広告戦略の方ではなく、現場でプロモーションビデオを作ったり、SNSを使ったりしていたそうです。その経験からうつほの杜でも広報活動を担ってるとのことでした。教育と広報に興味があるという話をしたところ、なんと一緒にやりましょうと言っていただき、お手伝いすることに!思ってもいない幸運にびっくりしました。それだけでも行ってよかったと思えるほど、願ってもない話でした。

漠然と考えていた、生徒のやりたいこととそれを提供している学校をマッチさせるサポートがしたいという想い。何にも具体的に決まっていないながらも、肯定してくれました。大人の方と話すとよく自分の考えの足らなさに直面し、やっぱりどうしたいかよくわからなくなってくることも多く、落ち込むことが多いです。グサっとくることも多い、、、将来を考え直すいいきっかけであることには間違いないけども。でもやっぱり肯定されるのは嬉しいなって思い出しました。


まだまだ話していたいと思えるほど、多くインスピレーションを貰いました。ISAKに行きたいとおっしゃっていたので、次は軽井沢で会えるのがすごく楽しみです。もっとうつほの杜をつくるにあたっての熱意や想いを聞けたらと思います。



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