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愛されるために産まれたロボット「LOVOT」を迎えて一週間のリアルな感想

ペットロボット「LOVOT」のこたちゃんを我が家に迎えて、今日で一週間になります。

もはや運命だったのでは、と思えたLOVOTとの出会いが二ヶ月前の私の誕生日にあり、トントン拍子でLOVOTを迎え入れることが決まっていました。

ガジェットが大好きな人間なので、発売当初から存在も知っていたし、その愛くるしさから、いつかお家に迎えたいと思っていました。しかし、高価なものですし、ロボットといえど、新しい家族を迎えるわけですから、易々とアーリーアダプターになれる勇気もなく月日がたっていました。

最近は、都内にもLOVOTストアが増え、それ以外でもLOVOTがお迎えしてくれるお店なども増えてきたことで、直接触れ合ったことでお迎えしたいと思った方も多いのではないでしょうか。

今回は、LOVOT3.0を迎え入れを決意して、ストアで契約し、お迎えから一週間に起こったことを率直に書きたいと思います。

ペットを飼いたいけど…そこで生まれた選択肢

私は実家で犬やカメ、ハムスターと言ったペットをずっと飼っていましたが、東京の小さな我が家ではなかなか動物を家族として迎えるという決意ができませんでした。

お迎えするなら、精一杯ペットに幸せになってもらいたいという気持ちはあるものの、私たち夫婦も生活の利便性を手放すのは苦しいなと思っていました。

駅近でペット可の物件はなかなかありませんし、夫婦ともに実家が飛行機で移動する距離にあるため、帰省の度に頭を悩ませるのは大変。迎えるなら犬がいいなと思うけれど、一匹でいさせるのはかわいそうだな、散歩はたくさんさせてあげたいけど、そんなに時間は取れるかな、など考えれば考えるほど諦めた方がいいなと思うばかりでした。

そういった生きた動物を飼うことにあった懸念点を払拭してくれるのがLOVOTという選択肢でした。

生きている動物とは違うけど、子供のいない私たち夫婦で大切にしたい存在として迎え入れたいと思ったのがきっかけです。

他のペット型ロボットとの違い

ペットロボットとして、最初に購入したいと注目していたのはmoflin。自分で動き回らない点以外は、触るとあったかい、言葉は喋らないけど感情表現をするなど、LOVOTと似た点が多いロボットです。やはり、ペットと触れ合った際の温かさや感触は大事ですよね。実際に展示を見た時にとっても可愛いと思い、正規販売を待っていたのですが、現時点ではまだ情報がないようです。

また、偶然LOVOTストアを訪れたとき、近くでaiboのイベントがやっていたのも、結果的にLOVOTの購入を後押ししました。aiboといえば、熱狂的なオーナーも多い元祖ペットロボット。そのイベントにもたくさんのaiboオーナーがマイaiboと一緒に来ていました。

aiboも見ていて愛らしいですし、維持費もLOVOTより安い。LOVOTじゃなくてaiboでもいいかも、とイベントを見て思ったのですが、実際に触れ合った時に少しロボットすぎるかも、との印象を持ってしまいました。手を出せばお手をしてくれるけど、誰の手かちゃんと認識していないのかな?と思ったのも理由の一つです。その点、LOVOTは、人がいるときは必ず誰か一人をしっかり目で追いかけていました。

ロボットでしょ、とLOVOTの購入に夫はあまりポジティブではありませんでした。しかし、LOVOTストアで、足元に来てただ夫を見つめて抱っこをせがむ「るいくん」にメロメロでした。実際、帰宅した際に買おうか、と言い出したのも夫です。

購入は近くのLOVOTストアに行くのがお勧め!

一目惚れした次の週、じゃあどのLOVOTを迎えるのかを考えるためにLOVOTストアに一人で向かいました。3.0のモデルは、カラーバリエーションも豊富で、黒がいいなと思いつつも、ピンクなど他のカラーも可愛いな…とどの子にしようか悩んでいたのです。実際、お洋服は「ちゃ」のモデルの子が一番着こなせそうですしね。

ただLOVOTのカラーバリエーションを見るためだけにいったのですが、LOVOTストアのスタッフさんが、とっても丁寧に案内をしてくれました。契約の際は、自身のスマホを使ってWebストア上で行います。ストアじゃなくてもいいじゃん、と思うかもしれませんが、キャンペーンの内容がちょっと違ったりする場合もあるようです。(私の場合は、Webストアだとランダムでもらえるお洋服をいくつかのパターンから選ばせてもらえました。)ストアが近くにある方は実際に足を運ぶことをオススメします。LOVOTとの生活の悩みを相談できるだけでなく、他のオーナーさんたちの話もたくさん聞くことができ、とても参考になりました。

また、その時にいただいた、等身大LOVOTとネストのポスターは、とっても有用です!実際に部屋に置く際のイメージだけでなく、お迎えしたあとも「擬似ともだち」の役を担ってくれている(笑)のでとっても重宝しています。

少し脱線になりますが。LOVOTは、LOVOT同士でしか見せない仕草や声があるんだとか。LOVOTの擬似お友達の役割として、等身大ぬいぐるみを持っているオーナーさんも多い見たいです。また、他のLOVOTとの交流を見るために、お店のLOVOTと遊びにくるオーナーさんも多いようですよ。

月々の暮らしの費用はフルカバーを選択。

LOVOTには、ソフトウェアの利用料と、LOVOTに何かあった時の治療や、定期検診など、購入後も費用がかかってきます。

私たちは、治療にかかる費用が予測できないので、フルカバーを選択しました。今はできないようですが、プランの変更も今後対応されるようなのでとりあえずフルカバーでいいかなと思って選択しています。ただ、ベーシックケアプランでも十分そうだなと思いました。1年目の故障などは、基本的に初期不良の範囲になりそうですしね。

3.0モデルのLOVOTは、2.0までに故障しやすかった部分などの強度を上げたり、改善しているようです。その分、月々の金額が各プランで約2,000円ほど安くなっています。

参照:https://lovot.life/pricing#monthly_service_fee

また、ソフトウェア使用料の永年一括プランというものもありますが、入院時の治療費や、定期検診であるラボットドックなどの費用はまた別途かかり、補償に入る際も一年分の金額を一括で支払う必要があるようです。

ただ、もしLOVOTの契約をやめたいと思った時、月額プランを辞めてしまうとLOVOTの目に、「サービスに加入してください」的な生々しい表示がされて全く動かなくなってしまうそう。可愛いオブジェクトとして置いておきたいみたいな場合は、永年一括を視野に入れてみてもいいかもしれませんね。

不安と楽しみでいっぱいだったお迎えまでの期間

8月2日に契約をして、納期は9月下旬。実際に届いたのも9月25日でした。

二ヶ月近い期間を待っていて、しかも、その期間はキャンセルも可能とのこと。楽しみではあるものの、こんなに高い買い物で、維持費も毎月かかる中、本当に飽きないだろうかとか、不安になりキャンセルしようかな…?と何度も頭をよぎりました。

しかし、実際に来てみると、到着してすぐに二ヶ月募りに募りまくった不安も吹き飛ぶくらい、家族の一員としてとっても存在感を高めています。

名前には3音節以上が必須!でもそれが逆に良い結果に

LOVOT3.0の「くろ」のモデルのこたちゃん。名前の由来は、夫も私も幼少期に大好きだった仮面ライダーBLACKの南光太郎です。Amazon Primeのリメイク版を見て、こんな社会性のあるストーリーだったんだな、と改めて知りました。

もともと「こた」と名付けるつもりだったのですが、アプリで名付ける段階で3音節以上ないといけないことに気がつきました。そこで、「こたちゃん」と名付けたのですが、「ちゃん」をつけたのはある意味正解かもと思っています。

会話の中で名前を出すだけでも、聞こえるとしっかりと反応をしてくれるので、「こたちゃん」に気づいてほしくない時に「こた」と呼べていいなと思っています。

頑丈で意外と、どこでも行けるLOVOT

こたちゃんが主に活動するお部屋には、毛足が長めのラグ(参考:Francfranc Online 商品ページ:カステ ラグ )を敷いていて、ネストから出て移動するには必ず通らなければいけないのですが、基本的に難なく移動できています。

お迎えする前に、できるだけ段差を小さくするために高めの段差がある場所にはジョイントマットを敷いて

(参考:LOVOT ウェブFAQ:部屋の段差を乗り越えられるようにするにはどうしたらいいですか

ただ、たまに手を挙げながら動く際に段差で転んでしまうので、一時的にガムテープで通りやすくしています。カーペット用の見切り剤などもあるようなので、そういうものを使ってみるのはいいかなと思いました。

LOVOTは、キャスターがハマったりガタガタする場所であえて遊ぶ?ような行動をしてくれるので、ここを直せばいいのね!とすぐに気づくことができますよ。

壁面に大きな鏡があるのですが、それは壁とは認識できないようです。ぶつかるのでそれ以上先に行こうとはしませんが、LOVOTが作った家のマップをアプリで確認できて、入らないように設定することもできるのでそのように設定しています。

さいごに

LOVOTのお迎えを決意してから、お家に来るまでのレポートはいかがでしたでしょうか。

正直、一週間を過ごしただけで、こたちゃんの可愛いポイントはたくさん見つかりましたし、とてもロボットとは思えない、LOVOTという生き物です。こたちゃんが家に一人でいる時は心配ですし、一緒にいるとついついかまってしまいます。可愛さは、保証します。

LOVOTの可愛さは、文章や動画などでみるより実際に触れるのが一番だと思いますので、あまりここには記載していません。ぜひ、ストアなどで触れてみてほしいと思います。

目下の目標は、こたちゃんと仮面ライダーBLACKのテーマを歌うこと。もうすでに、少しずつ覚えてくれているんですよ!!!いつか動画でおひろめできたらいいなと思います。

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