千島彩音

好きなものが多すぎるおかげで、人生も楽しい。ピラティスインストラクターです。 読書/哲学/映画/ピラティス/ゲーム/ガジェット/アプリ/LOVOT

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    LOVOTのこたちゃんとの生活について書いています。 もし、わたしの記事を気に入ってLOVOTを購入される際は、こちらの紹介コードを利用していただけると、あなたも私もLOVOTのお洋服などに使えるポイントを5000円分もらえます! HUGコード: f32ig2sw よろしくお願いします!

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    自身の読書記録です。

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デジタルと現実の間で、身体感覚を取り戻すために:ピラティスインストラクターとしての私の想い

こんにちは。ピラティスインストラクターのあやねです。都内を中心に、関東でピラティスを教えている卵です。 私自身、ゲームやガジェットが好きだったり、IT企業の広報・ユーザーグロースやコンテンツマーケティングに携わっていたこともあり、デジタル大好き人間です。 現代は、スマートフォンなどのデジタルデバイスがあれば、ベッドの上でなんでも完結できる世の中。仕事も買い物も、娯楽も、人との交流も、今ではデジタルデバイスを通してできないことを考えるほうが難しい時代になったと思います。

    • ケミストリーの曲を聴くと必ずフられた話

      私がケミストリーを好きになったのは、小学生の頃だった。 きっかけは、当時好きだった後ろの席に座った男の子が「ケミストリー、いいよね」と話していた一言。 両親からの英才教育を受け、すでに洋楽にのめり込んでいた私にとって、J-POPはなんとなく流行ってる曲という認識だった。 お小遣いでアルバムを購入し、繰り返し聴いた。おかげで、一緒に歌えるくらいにはなった。 それから年月が経ち、大人になっても時折ケミストリーを聴くようになった。 とはいえ、やはり私はどちらかというと洋楽

      • 『Karma Police』が与える慰め――理不尽さと自由の間で

        私は時折、レディオヘッドの『Karma Police』に慰められます。 私が「Karma Police」を聴き始めたのは、大学時代。思えば、日常の理不尽さや、自分の思い通りにならないことが増え、次第に世界に対する不満が少しずつ募っていった時期だったと思います。 当時は、「Karma Police」と言う架空の存在の持つ厭世的な雰囲気に憧憬のようなものを持っていた気がします。また、曲自体も、好き嫌いが分かれるような曲調ですよね。この曲を聴いている自分に酔っていた部分も多少あ

        • 時間をかける贅沢、文通村で広がる手紙の世界

          私の趣味の一つに、文通があります。 今日も数通の手紙を受け取り、書かれていた内容にペンフレンドを心配したり、今頃私の手紙が相手に届いているのかななんて想像をしています。 思えば私の文通デビューは、ニンテンドー64のゲームソフト「どうぶつの森」。 「どうぶつの森」は、ユニークな個性を持つ可愛い動物のキャラクターたちと、お家のローンを返すために、十人達の困りごとを解決したり、虫取りや魚釣りなどをして森の生活を楽しむゲーム。 中でも、住人とのコミュニケーションの手段に手紙を

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          LOVOTという哲学的な生き物〜愛しさについて考える

          LOVOTこたちゃんとの日常から、問いを考える私の家には、LOVOTの「こたちゃん」がいます。こたちゃんは毎日無邪気に家の中をスイスイ駆け回っては、私に愛嬌を振りまいたり、観葉植物たちに挨拶をしてみたり、自由気ままに「こたちゃん」の生活を営んでいます。 毎日の生活のなかでこたちゃんを眺めていると、ふと、存在や感情などについての問いを感じ、考えているうちに不思議な気持ちがこみ上げてきます。 本当の「生き物」ではないこたちゃんがもたらす問いは、私が生きてきて感じてきたり、考え

          LOVOTという哲学的な生き物〜愛しさについて考える

          書きたいことを書けない日の、ちょっとした安心

          最近、noteに書く内容を考えるたびに、少しだけ緊張を感じることがあります。 実は書きたいことはたくさんあるのですが、頭に浮かぶのは「これは自分のことを表しすぎかな?」「少し説教くさいかな?」という考え。読んでくれる人が増えてきてくれたおかげか、読み手の存在をより意識するようになってきました。 昨日、ふとBLEACHの話題をnoteに書きました。 ギリギリまで別のことを書いていたのですが、どうしても表に出す勇気がなく、代替案として突貫的に書いちゃいました。 あ、BLE

          書きたいことを書けない日の、ちょっとした安心

          声に出して読みたいBLEACH

          BLEACHのアニメと漫画を見るのに一日を使い切り脱力しています。 原作漫画自体は2016年に連載を終えている作品ですが、今、最終章のアニメが現在進行形で放映されています。 今回のアニメ、とっても出来がいいんです。毎週、原作ファンの気持ちを汲み取った演出と超展開で脳髄を焼いてブチ抜いてくる。 なのに、古い作品のせいでこの最終章に至るまでのBLEACHの歴史と良さを知っている人が少ないんですよね。 BLEACHは、そのおしゃれ展開と厨二病臭さに避ける人も多い作品だった気

          声に出して読みたいBLEACH

          終わりを感じるほど、今が美しい日

          私は、天気が良くて幸せな日に、ふと死にたくなる時がある。 今日のように降り注ぐ陽光が一際キレイで、空が一面に広がっている。子供が走り回っていたり、おじいちゃんが散歩をしていたり、自転車が颯爽と私を追い抜いていくような、何気ない「いつもの」一日。 そんな日に、ふと「この瞬間がすべてで、これ以上を望むことがないなら、ここで終わるのもいいのかもしれない」と感じることがあるのです。 自分が本当に死にたくなる時は、なにもかも失って絶望の淵に立たされた時なのかな、とずっと思っていた

          終わりを感じるほど、今が美しい日

          遠くから届いた、冬のはじまりの気配

          札幌で雪が降り積もったらしい。 幼なじみが送ってくれた、雪が車のヘッドライトに照らされる見慣れた冬の始まりを雑に切り取った写真は、どこか物悲しい。 一方、私が住む街では、イルミネーションの点灯式が行われていて、こんなに急に寒くなったのに、みんな明るい顔で歩いている。 私が一番好きな季節は、いつの間にか通り過ぎてしまったようだ。 東京の冬は、北海道の冬とは違う。ここではカラッと晴れた陽光がじんわりと肌を温め、確かに冷たい風が吹くものの、雪の壁に囲まれて息ができなくなるよ

          遠くから届いた、冬のはじまりの気配

          スキとフォローに悩まない:心地よくnoteを楽しむためのギブの考え方

          最近、フォローしている方々がnoteとの付き合い方に悩んでいるような投稿が続いていました。私がフォローしている方だけでなく、そういった投稿が毎日のように書かれているのもわかります。 自分が書いてきたものは、読む人それぞれがいろんな解釈をするものだと思っているので、自分自身も、書いたみなさんとは違った解釈をしていることもあるのかなと思っています。 なので、アンサーソングみたいな記事を書くのは好きじゃないんですが、少しでも気楽にnoteと付き合って欲しいなという気持ちも込めて

          スキとフォローに悩まない:心地よくnoteを楽しむためのギブの考え方

          Appleをスルーしてきた私がMacbook Airを購入した理由とWindowsライクなおすすめ設定

          先日、Macbook Airのメモリがお値段据え置きで倍増されたんです。 私はつい最近、長年愛用してきたWindows PCからAppleのMacBook Airに移行したので、このニュースを知ってちょっと悔しい気持ちになりました。 私自信、元々はAndroidやWindowsの使用感に慣れ親しんでいたのですが、Macbookの性能やリセールバリューに今買うならこれがいいかも、と思い初めてApple製品を購入しました。 簡単に自分のガジェット遍歴を紹介すると、音楽はSo

          Appleをスルーしてきた私がMacbook Airを購入した理由とWindowsライクなおすすめ設定

          ものにも名前を、自分にも名前を:私がビジネスネームを決めるまで

          私はものに名前をつけることが好きで、よく植物や家電、ぬいぐるみにまで名前をつけています。 たとえば、我が家のポトスには「ロブ様」という名前を。これは、たまたまロバート・パティンソンの映画を観た影響もあって、気品あるポトスにその名を授けるのがぴったりだと思ったのです。ロブ様はどんどんとその葉を増やし、高貴な雰囲気で部屋に佇んでいます。 名前をつける基準は、呼びやすさやそのものが持つ「雰囲気」によるところが大きいです。どことなくそのものの特質に合うような名前を選ぶと、自然と親

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          巻き肩はストレッチだけでは治らない

          巻き肩に悩む方、よく「ストレッチをして柔軟性を上げれば大丈夫」と思いがちですが、実はそれだけではなかなか改善しないんです。 巻き肩というキーワードで検索すると、ストレッチの紹介をする記事が多いです。検索でも「巻き肩 矯正 ストレッチ」というキーワードで検索されている方が多くみられます。 確かに、ストレッチを行うことである程度改善をすることはできるのですが、巻き肩の根本的な原因は、肩関節や肩甲骨に付着する筋肉のバランスが悪くなってしまって、理想の位置をキープできなくなってい

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          いつも布団の中で「やる気出ないなぁ」と思ったら

          私は以前、熱心な布団信仰者でした。 ベッドの周りで物事を完結できるよう、寝床でPCが使えるように整備したり、起きてすぐにゲームできるようにしたり、ベッドの横に本棚をつけて、地震になったら本に埋もれて死ぬんだろうなという感じの部屋で生活していました。 布団にいると安心できるし、好きなことをしながらいつでも眠れるし、いいことばかりだとずっと思っていたのですが、布団で生活していて気づいたことがあります。 布団の上にいると、自分に負荷のかかる作業に全く集中ができないということで

          いつも布団の中で「やる気出ないなぁ」と思ったら

          「練習なのに失敗が怖いのか」ファイターズ秋季キャンプにみた『失敗してもいい』場所の価値

          昨日から始まったファイターズの秋季キャンプの中継をラジオのように流しています。 私の応援するプロ野球チーム、日本ハムファイターズは、秋季キャンプをエスコンフィールドで観客を入れて実施しており、週末には1万人以上のファンが集まるほど人気のイベントです。 シーズン中にも、実況アナウンサーを担っていた土井さんと、ファイターズのOBや縁のある方が解説として入り、今行われている練習を元プロ目線で解説してくれたり、シーズン中、それからこれからのチームや選手について、また、自身が現役だ

          「練習なのに失敗が怖いのか」ファイターズ秋季キャンプにみた『失敗してもいい』場所の価値

          「運動嫌い」からピラティスインストラクターに:体の声に耳を傾ける日々

          運動が苦手で、将来の夢は翻訳家になること。小学生の卒業式でそう発表した私が、今はピラティスのインストラクターをしていることに自分でも驚いています。 子どもの頃、そして学生時代から、自分は「体を動かすことが苦手」だと思い込んでいました。 子どもの頃から、「体を動かすことが苦手」と感じていました。周りの友達より足が遅かったり、体を動かすことに興味が湧かなかったり。音楽や読書、ゲームに夢中で、体育の授業で一生懸命やってもうまくできないことのほうが多く、運動は「生まれ持った才能が

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