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最後の乗客🚕

池袋シネマ・ロサでの最後の上映
最後の乗客の最後に行ってきました
この映画はトータルで5回リピート
しました
シネマ・ロサ3回
横浜 千葉で一回ずつ
55分の短編映画に 泣いて泣いて泣いて
最後には 優しく背中を押してもらえる
もう一歩だけ前に進もうと
思える素敵な作品でした

前にもnoteにて書きましたが
もし この映画が 震災にあい
大変だった 可哀相だね 
だから 震災の日を忘れないでください
と 啓蒙する映画だったら
私はリピートしていなかったと
思います

勿論 震災では多くの物が
奪われた あの日の悲しみは消えない
それは 一生消えることは無いかも
しれない

しかし あの日を特別な日にする事は
正解とは言えない

あの日を体験した当事者が
なかなか表では言えない
【あの日を特別視しないで】の
心の奥底にある気持ちをすくい上げて
作品にしたのが素晴らしいと感じています

冨家ノリマサさん演じる遠藤
不器用で すぐに思い込みをしてしまう
お父さん
思春期ならではの反抗期もあり
素直になれない娘を演じる岩田華怜さん

お父さんが 苦しんでいる娘の
現状を把握して 一緒に行こう と
声をかけるシーンは
なんとも言えない気持ちになります
私も母親です 
私があの立場なら 娘や息子に
一緒に行こうと声をかけて
受け止めてあけること 出来たかな?

最後の乗客のあとは
なんだか私の気持ちが少しだけ
落ち着きを無くします
色々と過去を思い出して
心がザワザワします

だけど
苦しみや悲しみは全部 スクリーンの中の冨家ノリマサさんが
一緒に向こうに持っていってくれた
そんな気持ちにもなるんですよね

今日の日記 上手くまとめられなくて
すみません

とにかく 素晴らしい作品に
出会えて 今年は最高でした

ありがとう堀江監督

読んでくださりありがとう御座いました