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体外受精について 〜おすすめしたいオプション〜


36歳、現在第一子出産前の産休中
note初心者ですが、まずは今回妊娠に至った妊活についてまとめていきます。

前回は体外受精の採卵までのお話を書いたので、
今回は移植についてのお話を。


1回目の生理後はまだ卵巣が腫れていたので移植は見送り、2回目の生理後に移植をすることになりました。
 ※詳しい内容は前回、前々回の記事をご参照下さい。

普段からストレスには鈍い方(あまりに鈍くて体調を崩して初めてストレスに気付くなんてことも。笑)で、不妊治療のクリニック通いもそこまで苦ではなかった。
でも、定期的に通院していたクリニックに行かなくていいということは、自分でも思っていた以上にストレスがないもので、、、
仕事の時間調整や、生理と他のスケジュールを睨めっこしたり、そういった煩わしさがたった1ヶ月でもないのは精神的にとても楽だった。

なかなか予定が合わなかった友達と不思議なことにスムーズに会う予定が立てられたり、
妊娠したらしばらく食べられないだろうなと思われるお寿司を夫がご馳走してくれて食べ納めができたり、
移植までの日を心穏やかに楽しみながら過ごすことができた。

受精卵はというもの、24個採取し、11個を顕微授精、11個を体外受精させ、最終的に顕微授精では8個、体外受精では5個の受精卵が得られた。
数としては顕微授精が多かったが、グレード的には体外受精の方が良く、移植はグレードの良い体外受精のものを使うことに。

そして、これから体外受精を行う人に全力で勧めたいのが、先進医療のタイムラプス!
これが本当によかった!!!


自然妊娠であれば決して見ることのできない細胞分裂を、しかも自分たちの精子と卵子が受精し、細胞分裂していく姿をこの目で見れる経験なんて、きっとこれしかないと思う。

直前に医療保険に加入でき、先進医療のオプションも追加していたことで、お金のことを気にせず申し込めたのも良かった。
ただ、これほどまでに神秘的な体験はないだろう。 

あ〜、これが私たちの子どもなんだ。
もうすでに命なんだ。
あんなに小さいのに、一生懸命分裂する姿がとっても愛おしかった。

そして、とうとうやってきた移植当日。 

採卵と違い、一瞬で終わると聞いていたものの、待ち時間がやはり長い。
採卵は夫も一緒に来院したが、移植日は一人でちょっと心細かったのもある。

持参した本を読んだり、ジンクスのスクワットをしてみたり。
ソワソワしながらその時を待った。

名前が呼ばれ、採卵の時と同じ手術室へ。
体内へ戻す受精卵がカメラで映し出される。

あ〜この子、すごく元気だ。
私、この子を産むんだ。

何の疑いもなくそう思って涙が出た。

移植はほんの一瞬。
だけど、一生忘れられない経験になった。

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