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漢方薬と息子の就活にイライラする

朝、いつものように娘とご飯を食べながら将来の事について話している時に、

「お母さんてさ、いつ死んでもいい生き方してるよね?」

別に自分ではそんなサバイバルな生き方をしてるとは思わないが、

「人生でやり残したことはないの?」

と言われて、

「別に…」

と金髪に豹柄衣装の沢尻エリカを装うのだが、どうやら私から漂う「負のオーラ」を娘は感じ取ったらしい。

それは恐らく、一週間前に更年期の漢方薬が切れた事と、私を悩ませる心配事のせいだった。

「もう死んでもいいかな」

そんなモードがやってくるのだ。
心配事とは21歳になる息子の事で、この売り手市場にも関わらず就活がうまくいっていない。このままだと年内には決まらない可能性の方が高い。私の中で氷河期時代が蘇る。何十社も「お祈り通知」が来たあの頃に。(←実際の私は一発入社で苦戦はしていない)

先週の金曜日に、息子に車で送迎してもらう用事があったので話をした。
そこで、書類と適性検査で落ちまくっていることを聞いた。

「適正に合ってないならすぐに方向転換した方がいい」
「このまま落ちまくって病む前にさっさと変えること」
「何の仕事が合ってるかなんて20歳やそこらでわかることじゃない」
「五体満足で生まれて体力もそこそこあるのだから、もっと身体を張って挑むべき」

そんな軽い説教と、私の華麗なる過去の転職の歴史(20歳~26歳までに5社渡り歩いて、結婚後のパートを含めると全部で8社)を息子に語った。
息子は素直に聞いていた。
そして、
「お兄ちゃんはできるから大丈夫。がんばれ!」
と言って励ました。

それから私は毎日悶々としていた。さらに、身体から漢方薬が切れたこともあり、その悶々はイライラに変わった。

そして私は昨日、夫と2人の寂しい夕食時に言ったのだ。(娘は図書館で勉強、息子はバイト)

「お兄ちゃんの就活がうまくいかないのは、私の育て方が悪かったのか・・・」

すると夫はいつもなら、

「そうだね。あなたが甘やかすから」

と言うと思ったら、

「俺のせいだよ・・・」

と言ってきた。

そうだよな!
ソースだよな!
俺のせいだけじゃねーよな!
お前のせいでもあるよな!!!

そう思った瞬間(口には出してないよw)、私は思っている事を口にした。↓

ってかさ、
アイツはヌルヌルのヌル男なんだよ。
もうね、出来れば楽したい、一生寝そべりたいってのがバレバレなんだよ。
会社もそんなぬるい奴はお断りなんだよ。
何が、
「営業は大変だから自分に出来るかわからない」
だよ。ふざけんなよ!
20歳やそこらで出来ることなんて決めんなよ。

本来、人間はなんでも出来るんだよ。

身体が丈夫で脳みそが働いているなら何でもできるんだよ。
それをなー、
「自分の適性に合ってるかわからない」
って、アホか!!!
バカか!!
自分に合う仕事なんて、40歳とかになってやっとわかるんだよ。
いや、わからない人もいるかもしれない。
私だってこれだけ転職して、いろいろやってみたけど、未だに何の仕事が合うかなんてわからない。
それをなー、
「営業よりも管理部門の方がいいと思って」
じゃねーよ!!!
最初から守りに入って、応援に回ってどうすんだよ!
会社は仕事取って、売上上げて、利益を生み出してくれる人間を求めてるんだよ!
ぬるい若者なんて求めてないんだよ!!!

寝そべリズムなんて求めてないんだよ!!!

自分の息子ながらイライラする。
心の底からイライラする。

ここまで夫相手に言ったのだけど、さすがに言い過ぎかと思って夫を見ると、

「まあ、確かにそうだわな」

だって。
そうだよね。
ソースだよね。
初めて夫と意見が合った。
結婚式でのケーキ入刀以来、初めての共同作業をした気分だった。


ここまで書いてて思ったけど、やっぱり少し甘やかしすぎたのかもしれない。本人を信じて、楽な道を選ばせてしまったのかもしれない。

でもね、後悔してもやっぱり最終的に選ぶのは本人なんだよ。
上記の苦言を少しだけ息子に伝えたけど、
「大学を卒業したらしっかり納税します」
と言っているので、相当焦ってるとは思う。

私に出来るのは見守る事と励ます事だけ。
本当に、もうそれ以上は出来ない。
というか、それ以上はしてはいけない。

心配で心配で眠れない日々が続くけど、とりあえず今日は仕事帰りに漢方薬を貰いに行かなきゃと思ってる。

まずは漢方薬を飲んで、このイライラを止めなければ。

ここまでは昨日書いたこと。
ようやく漢方薬を身体に注入して、ネガティブモードから抜けました。やれやれ

相変わらず口が悪くてすみません。
本当に、本当にすみません。
攻撃的と感じられてる方、本当にすみません。どうかスルーしてくださいますようお願いします。








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