【汚話】朝から何度もえずいた話
おはようございます。
久々に、私のnoteの真骨頂である【汚話】を書きます。汚レベルでいったら5段階中2なのでそれほど汚くはありませんが、
読んだ後
「汚ねーなバカヤロウ！」
と罵声を浴びせられるかもしれないので、小心者の私は【汚話】枠にしました。
それでは、今朝の家族3人のハートフルな会話からお楽しみください。
ちなみに今回は会話「」の前に名前は入れてません。誰が誰の会話であるかはご想像にお任せします。登場人物は、私、夫、娘です。
＊
我が家の朝食はセルフサービスとなっています。
食材は用意してあるので、それぞれが好きな分だけ取って食べるという感じです。夫は米、私と娘はパンなので用意は各々しています。
「いやー、この時期は朝から温かいスープがあるっていいね。昨日大量に作った甲斐があったよ。それにしても水餃子が入ってないけど？」
「ちょっとお母さん！水餃子が全然入ってないんだけど？」
夫がよそった野菜マシマシのスープのお椀をチラリと見ると、白い塊が大量に入っている。
「ちょっと！水餃子取り過ぎじゃない？昨日私が全然入れなかったからって、静かな反撃してるってこと？もう全然鍋に残ってないんだけど」
「たまたまだよ、たまたま」
「ムカつくわー。リリーさん、水餃子入ってる？」
「一つも入ってない」
「味はどう？昨日より濃くなってる？」
「相変わらず安定の薄さ。ポン酢とラー油入れた」
「お母さんのスープは味をカスタマイズできるからいいよねー。私は好きだよ、お母さんの野菜マシマシの薄々スープ。朝からスープ飲めるって幸せだよねー」
「ありがとう。そうだよねー。辛っ、ちょっとラー油入れ過ぎたわ。辛っ」
「お母さん、ラー油大量に入れ過ぎじゃない？」
「そう？辛っ、確かに入れ過ぎたわ」
その後も、毎日食パンに塗っている四つ葉バターの美味しさを娘と二人で再確認しつつ、「朝ごはんって幸せだね」なんて言いながら、いつもの穏やかな朝を迎えていた。
すると、異変はすぐにやってきた。
ヴェっ！
「なんか、ちょっと、喉に、なんか詰まったみたい」
「お母さん、大丈夫？」
「うん、何かな？詰まってるというか、なんというか・・・」
「それって小骨じゃない？でも、魚なんて食べてないか」
「うん。小骨と言ったら、ハライチの岩井のエッセイだよね」
「あー、例の岩井」
「そう、例の岩井」
「そういえばさ、昔、お母さんがデッカイ飴をバスに乗る前に口の中に入れて、詰まって死にそうになった思い出があったわ。昔はペットボトルのお茶とか持参してなかったから、駅までのバスの20分間を死にそうになりながら友達と過ごしたよ」
「それでどうしたの？」
「飴だから途中で溶けたみたい」
「溶けるの？」
「うん。飴は溶けるよ。それにしても、何か詰まってるなー」
ヴェッ！！！
「ちょっと大丈夫？水とか大量に飲んだら？それか、例の岩井みたいに大量にゴハンを食べるとか」
「例の岩井ね・・・」
ヴェっ！！！
「やっぱりおかしい。何か詰まってる。なんだろう？何が詰まってるんだろ？」
「お母さん、それって○○○じゃない？
このスープの中に入ってる、○・○・○！」
「えーーーー！そんなの詰まる人なんているの？ちょっと変な人じゃない？そんなの聞いたことないよ。ちょっとお父さん、○○○って喉に詰まったことある？」
「・・・」
歯磨きしてる夫に無理やり答えさせようとするが安定の無視だった。
ヴェっ！！！
それから大量の水を飲んだり、漢方薬を飲んだりしてみたが、どうしても喉の遺物は取れなかった。娘に喉チンコを何度も見てもらったけど、異物のようなモノは確認できなかった。
これって、喉チンコを本物のチ○コで刺激すれば取れるんじゃないだろうか？
っと、朝っぱらからアホみたいな妄想をしてしまったが、それは娘には言わなかった。（言うかよ！）
そして私は喉の遺物を感じながらも、身支度を始めた。
それにしても気になる
気になる
気になる
私はスマホを手に取り、「喉に張り付いたような感じ」というものを調べてみると、
食道や下咽頭の悪性腫瘍、甲状腺の病気および脳や脳神経の病気などから起こり、十分な検査が必要です。
ちょっと！！！
そんなことってあるの！！！
これって病気なの？なんなの？
大丈夫なの、私、死ぬの！？
ヴェッ！！！
確か、例の岩井のエッセイには「歯医者に行って取って貰った」と書いてあったから、もしずっと取れなかった場合は歯医者に行こう。ついでに歯のクリーニングもして貰おう。それにしても、それまで待てるのか？待てるのか私は。
ヴェッ！！！
オゥゥゥーーーーーエッッッ
「お母さん！！！大丈夫！！！」
「だ、だ、大丈夫よ！！！ご、ごめんなさいね。」
「す、すごいえずき音だったけど」
ヴェッ！！！
オゥゥゥーーーーーエッッッ
「リリーちゃん、ちょっと！今、何かが喉から移動した感じがしたわ。右から左へ、何かが、何かが移動したわ」
「お、お母さん頑張って！ちょっと気持ち悪いけど、何度もえずいていいからね。頑張ってね」
「ご、ごめんなさいね。し、失礼しますね。」
ヴェっ！！！
オゥゥゥーーーーーエッッッ
オゥゥゥーーーーーエッッッ
と、取れた。
出てきたのは・・・
「リリーちゃん、取れた取れた～♪
これでお母さん、快適に過ごせるわ～♪
よかったよかった～♪」
「よかったね。お母さん」
「お父さん、取れた取れた～♪よかったよかった～♪お父さんもスープでもやし食べる時は気を付けてね♪」
「・・・」
＊
朝っぱらから失礼しました。
皆様も野菜はきちんと噛んで食べるようにして下さいね。
そして、モヤシが喉に詰まった場合は何度もえずいて下さいね。取れますのでｗｗｗ
ではでは、ごめんあそばせ～
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