オンライン○○が苦手です
私は黒電話出身です。
プッシュホン、コードレスホンを経て、ポケベル、PHS、ガラケー、そしてやっとスマホまで行き着いた昭和生まれです。
しかしながら、そこはしっかり令和に対応しなければなりません。そんなのは、この世で生きていくなら当たり前のこと。
周りを自分に合わせるなんて、
そんなアウト老な事はしたくない。
ただ、未だに慣れないのがオンラインでの打ち合わせです。
私は大きな会社で働いている訳じゃないので、オンラインでのやり取りはほぼ皆無です。ただ、頻繁では無いけど、税理士さんとの打ち合わせはZoomだし、コロナの時期はオンライン飲み会も楽しくやっていたから、知ってる人となら抵抗無いです。
でも、
初めてのお打ち合わせはオンラインです
と言われるとビクっとします。
なんだろう、この拒絶感は…
以前、ちょっとだけ賃貸物件を探していた時があって、その際に不動産屋から「まずはオンラインでのお打ち合わせをします」と言われて、ちょっとヤダなと思ったんです。
私は特定の物件の内見がしたかっただけなので、「すみません、他の物件は考えてないので、直接内見出来る日時を教えて下さい」と言うと、「最初のお打合わせはオンラインが決まりなので！」と全く融通が利かなくて、仕方なくオンラインでお打合わせをしたんだけど、相手の顔がドーンと出てきて、「少々お待ちください」を何度も繰り返すから、モタモタモタモタついに私は痺れを切らして、「もういいです！」って打ち切った嫌な思い出があるんです。
オンラインの意味って何？
ってか、オンラインやってる自分カッコいいとか思ってないか？
どうなんだ、おい
ってな感じで、イマドキの仕組みに全くついていけないというよりも、ただ私がせっかちなだけだと思うんだけど、なんかオンラインでのお打合わせに抵抗があるんですよね。
しかしながら、
いつまでもそうは言っておられません。
実は、noteでも何回か書いてますが、私の実家は建設業を営んでおりまして、今は兄の代で私は手伝いをしています。
そんな中、昨今の建設業界の人手不足は深刻なもので、ついに我が社も外国人雇用を本格的に検討している所在なんです。
ちなみに、去年の6月に正式に離婚が成立した孤独で寂しい筋肉バカの53歳の社長であるエニキから（←この説明いる？ｗ）、
「頼むよ」
の一言で、外国人雇用に関する全ての手続きを一任された私は、現在四苦八苦している状態なのです。
建設業という、ちょっぴりダークでグレーな社会と、それに絡む外国人雇用の危険な匂いを調べに調べ上げた上、いかにも怪しく無さそうな仲介会社と、お打ち合わせをする事になったのです。
(私は建設業界を最大限にリスペクトしています。生まれも育ちも何不自由無く生活出来たのは、現場で汗水垂らして働いてくれた職人達のおかげだと思っています。どうか、世間のイメージを揶揄した皮肉すぎる表現をお許しください)
そこでオンラインですよ
はぁー
私の苦手なオンライン。
何で初めての人にこの顔見せなきゃあかんねん。
心ではそう思いつつも、いつまでも嫌よ嫌よと言ってる訳にはいきません。私はもう立派なオバスンなんですから。
オンラインお打ち合わせOKと打診した上で、
「すみません。オンラインに不慣れなもので、接続に時間がかかる事をお許し下さい」
と断りのメールをした所、
「もしご迷惑でなかったら訪問でも大丈夫ですよ。〇日〇時に御社に伺いますがいかがですか？」
との事。
ヤダ、コレってアウト老の私に合わせてくれたってこと？
散々「周りを自分に合わせるなんて…」と恐縮しておきながら、完全に私に合わせてくれてんじゃん。
やべー、どうしよう、マジで私、やべー奴じゃん。
でもそこはやっぱり私。
「〇日〇時にお待ちしておりますので宜しくお願いします」
結局、4件のお打ち合わせのうち、2件が訪問、1件は電話、1件がオンラインとなった。
そんな感じで、苦手だったオンラインお打ち合わせをこなしながら、着々と外国人雇用をすすめていくのであった。
そうそう、
こういうオンラインお打合わせの際は事務所のPCを使ってやるのだけど、そもそも私なんかよりも、最も昭和でオンラインクソくらえの兄なのに、なぜか、なぜか、
デスクトップPCのモニターに
外付けのwebカメラが付いている
んですよねー。
オンラインでのお打合わせなんか皆無なのに、なぜ外付けのカメラが付いているのか？一体兄は何をしているのか？
離婚して孤独で寂しい53歳のまだまだモテを諦めてないエニキは、webカメラに向かって何をしているのでしょうか？
謎は深まるばかりですが…
まあ、私はそのwebカメラに向かってニコやかにオンラインお打合わせをしてるからいいんですけどね。
以上、
「打合わせ」にいちいち「お」を付けるのはどうなのか？という話でしたｗｗｗ
ごめんあそばせ～