福岡出身の私が広島に2年住んでみて
私は生まれて24年を福岡県で過ごし、新卒で愛媛県の会社に就職し2年半ほど松山市に住んでいました。その後、結婚を機に広島県広島市に引っ越して2年が経ちました。松山市に住んでいた頃の話はまた別の記事で書くとして、今回は広島市に住んで気づいたことをお話しします。こちらは随時、追加更新しようかと思っています。
結論、なにかと福岡と比べがちで、福岡を離れて4年以上経つのに、まだ心は福岡県民で、広島県民になりきれていません。
広島の地域を福岡県民に説明するとき、福岡の地名で例えがち
これは広島に限った話ではないとは思いますが、ある場所(家やお店、施設等)を福岡の人(友人や家族)に説明するとき、「福岡でいうと○○みたいなところかな」という風に説明しがちです。東京を説明するのに、福岡を例に出すのは難しく、渋谷も新大久保も天神みたいやし、品川も丸の内も博多みたいなものですが、さすがに規模が違いすぎます。しかし、福岡市も広島市も九州地方と中国地方でのいちばんの都市で、どちらも区があるので、まあ都市の規模が大きく違うことはありません。なので、ある程度伝わります。(都市としての機能、魅力など違いは多いですがここでは割愛)
例:私の住んでいる所は福岡で言うと城南区かなあ(住宅街多い、山ある、ちょっと大きいショッピングモールある、動物園ある、大学多い、中心地から電車(イメージ七隈線)で20分くらい)
カープの歌、歌えるようになる
福岡ではスーパーに行けばほぼホークスの歌が流れており、夕方のニュースではホークス情報が各局で放送されていましたが、これがまるっとカープに変わります。もちろん私は昔からホークスファン(和田投手のファン)ですが、気がつけば「カープカープカープ広島、広島カープ」と口ずさんでいました。たぶん1年くらい住めば誰でも歌えます。なお、愛媛にいた頃は、ホークスにもカープにも、松山市は染まっていませんでした。何が流れていたのか思い出せません。
ちなみに、福岡でもよく見かけるゆめタウン、本社?は広島だそうですが、福岡ではホークス応援歌を流し、ホークス優勝セールをして、広島ではカープ応援歌を流す、忙しいですね(どこが境界なのか気になるところですが)。ゆめタウン、九州でも人気のスーパーなおかげで、広島のゆめタウンでもちょくちょく福岡を思い出させるものが売ってて嬉しいです。
8/6はお休み
広島に原子爆弾が投下された8/6は、市役所などの公的機関はお休みになります。お休みは年末年始、お盆、GWと8/6です。市内中心部の平和公園で式典があり、各国のトップなどが出席しています。保育園でも5歳クラス(年長さん)になれば平和公園に行くそうです。3歳クラスからは何らかの平和学習があるそうです。
もちろん福岡育ちでも知識としては知っていました。福岡の多くの小学校の修学旅行は長崎でした。戦争の爪痕と異国情緒溢れる街並みを目に焼き付ける修学旅行だったと思いますが、あくまで旅行。戦争、特に原子爆弾で多くの犠牲者を出した土地に住んで生活すると気づくこともありますね。