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"まあ"理系な私について
リケジョという言葉があります。理系女子のことです。もう令和では死語かもしれません。リケジョリケジョと理系女子が持て囃された?注目された時代は終わり、理系文系に男女は関係ないという時代になりつつあると思います。しかしながら、私の世代やそれ以上の世代は、理系における女性の割合は肌感覚で平均すると2~3割。農学や薬学医学あたりの生物系の理系や資格とれる系の理系女子は5~6割になるところもありますが、工学、理学系1割以下はザラです。前職の機械メーカーの設計職は、95%男性でした。
私は高校2年生で理系を選択し、大学は理系科目で受験(センター試験+2次試験(数学理科英語))し、国立大の農学部に進学、農学部の中でも農業農村工学系の学科、研究室に所属して大学院まで行き、新卒で就職したのは機械メーカーで設計の仕事をしていました。前述した5%の女性です。今も自動車部品の設計をしてます。この経歴だけみれば、ゴリゴリのTHE理系です。
しかしながら、辿り着いた結論が、「私って本当に理系なのか?理系か文系かと聞かれれば、『"まあ"理系』と答えるくらいなのでは?」でした。そこで以下に私の『まあ理系』な所をいくつか紹介します。
かなり感情で動く、動かされやすい
練習しないと論理的に話せない
古文漢文、英語が好きだった(今も好き)
読書も好き、ミステリーも好きだけど、文学的なやつのほうが好き
大河ドラマや韓国の時代物のドラマ、古代ミステリーとか好き
カタカナ嫌い(特に素材や物質名、人名など苦手)
高校物理、未履修(大学や社会人になって必要になり少し自主勉)
数学苦手、暗算は特に苦手で、レジでお釣の予想間違える
特に下2つは理系を名乗るには致命的かもしれません。でも、私の経歴は理系です。なんならエンジニアです。エンジニアを名乗ることにはまだ抵抗があるので、これからも少しずつ勉強して自信を持ってエンジニア、理系を主張したいと思います。