どうやら考えることが好きらしい
なんだか焦っている。
やりたいことと、やるべきことと、やらなきゃいけないことがたくさんあって。
何から手を付けるべきなのか、何を優先すべきなのかが、わからなくなるときがある。
落ち着いて考えてみたら、実はそんなに焦ることも急ぐ必要もなかったりするのだけど。
でも、なんだか「やらなきゃ」っていう焦燥感に駆られるような気持ちになることが、よくある。
わたしは一体、何に追われているんだろう。
そんなにいっぺんに色んなことに手を出さなくてもいいじゃない。
同時進行でそんなに進めなくても、ひとつひとつ終わらせていけばいいじゃない。
そんな忠告を、そういえば小さなころから良く受けていた気がする。
小学生の頃、そろばんとピアノとスイミングと公文と進研ゼミを全部同時にやっていたわたしは、友だちと遊ぶ暇もなく、毎日分刻みのスケジュールを一生懸命こなしていた。
いつもいつも、何かに追われるように、毎日をせわしなく動き回っていた。
それがわたしのスタンダードだったから。
だからか、今でもやっぱり、頭の中ではやらなきゃいけないたくさんの事象がぐるぐるしている。
目の前の仕事をこなしながら、頭の中では次はこれをして、その次はあれをして……って考えているし、何なら明日はこれをして、来週までにはこれをするっていう、未来の事象までをもいつもいっぺんに考えている。(そしてたまに把握しきれなくなってパンクする)
自分でもちゃんとわかっている。
やるべきことを全部TODOとして書き出して、優先順位をつけて、ひとつひとつこなしていけばいいことぐらい。
でも、なんだかやっぱりわたしはいつも同時に頭の中で全部組み立てて全部同時にやりたがる癖があるようで。
多分、考えることが好きなんだろうな。
考えていると、なんだかやった気分になるから。
考えているだけで、行動したような、がんばっているような気分になるから。
でも、「思うこと」「考える事」なんて、誰でもできるわけで。
「これをやろうと思っている」なんてことは、口さえついていれば誰にでも言えるわけで。
わたしはいつもそこで止まっている。よくないなあって思う。
行動が、全てなんだと思っている。
頭で考えていることは、表に出さないと。行動に移さないと。
考えているだけじゃ、何もやっていないのと同じだから。
そんなことを、わたしは幾度となく考えてきた。
そう。考えてきた。
だからそろそろ、行動しないとな。
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