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不完全燃焼から、出来ない自分と向き合って【あやめしの部屋】

2日前が、今年の創作大賞の応募締め切りだった。

7月頭まで割と忙しく原稿と向き合っていたので、それが過ぎたらじっくりと取り組もうと思っていた。はずなのに、気が付けば締め切り目前になっていた。「今年の創作大賞こそは……!」と意気込んでいたはずなのに、全然書けなかった。ギリギリになっても、ネタが何も思い浮かばなくって。もう応募するのは辞めておこうかな、とすら思ってしまった。

満足いくものが書けないのに、出したとて意味がないのでは、なんて。

でも、やっぱり応募もせずに終わるなんてのは、わたしがやることじゃないと思った。とりあえず、何かしらを書いて出さないと、自分の中でも納得がいかない。

締め切りが迫る中、それでも結局全然書く時間が取れず、えいやっと出したのが、以前東京の文学フリマに出店するために作成した子育て短歌&エッセイ集『だいじょうぶだよ』の中で、割と反響のあったエピソード。

とりあえずは、出した。その事実は確か。

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