終わりの始まり。
出会いと別れの季節の春。
わたしが住んでる音楽シェアハウスotowaにも、新しい入居者さんが来て、そして去って行くシェアメイトもいる。
シェアハウスというところに初めて住んでみて驚いたのは、こんなにも住人の入れ替わりが激しいんだということ。
みんな、仲良くなったなと思ったら出て行ってしまって。また新たなシェアメイトが入ってきて。まだわたしが入居して4ヶ月弱なのに、この数ヶ月で何人入れ替わったのか分からないくらい。
そして、3月最終日の今日も、またひとりのシェアメイトが卒業した。
昨日の夜はみんなで歓送迎会をして、住民みんなで食べて飲んで、音楽シェアハウスらしくみんなで音楽を奏でた。
サプライズでケーキと、みんなでこっそり準備したメッセージアルバムと、プレゼントも用意して。
前に進むためにotowaを卒業することを決めたあやや。その決断と、あややの未来のためにみんなで笑顔で見送ったけれど、なんだかすごくすごく寂しい。
たった数ヶ月一緒に住んだだけだったけれど、こんなにもみんなが大切な存在になっていたなんて。
「このシェアハウスで過ごした期間は、人生の中で一番楽しい数ヶ月でした」
そう言ったあややの言葉に、わたしも素直に心から共感した。
***
出会いの数だけ別れがある。
きっとわたしもいずれこのシェアハウスを出る日が来る。
今のこの環境がずっと続くわけではない。だからこそ、今ある当たり前を大切にしたい。ここで過ごせる1日1日を、噛み締めたい。
"ようこそ"と"さようなら"が同時に訪れる春。
変わりゆく環境に置いていかれないように、わたしも前に進まなきゃと思う。
今日も、おつかれさまでした。
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