憧れのままでは終わらせない
ずっとずっと、憧れの曲がある。
わたしが小学生のとき。
お父さんとお母さんにおねだりして買ってもらった電子ピアノ。
そのピアノに50もの曲が内蔵されていた。
暇さえあれば付属の楽譜を眺めて、その50曲を繰り返し繰り返し聴いていたわたし。
ショパン、モーツァルト、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、ドビュッシー、リスト…
名だたる音楽家の有名なピアノ曲ばかり。
いつかわたしも弾けるようになりたい。
そんな憧れがたくさん詰まった50曲の楽譜。
その中でも、一番憧れだった曲がある。
それが、ジョプリンの「メイプルリーフラグ」。
聴いているだけで心がうきうきして、わくわくして、なんだかとっても楽しくなる。
いつかこの曲を発表会で弾いてみたい。
わたしの弾くラグで、会場全体をわくわくさせたい。
小さい頃に抱いた憧れと、音楽で人を笑顔にしたいと思えた大切な曲。
そんな思い入れのあるこのメイプルリーフラグ。
だからわたしは、1月の発表会の課題曲に、この曲を選んだ。
ついに、わたしの憧れが、現実になる日が来た。
今日のピアノのレッスンで、次の発表会で弾く曲を決めてから、本当にワクワクが止まらなくて。
今からもうとっても楽しみで。
早く弾きたくて、弾けるようになりたくて、もううずうずしている。
手の小さいわたしにとって、この曲を弾ききることがいかに難しいことか。それは十分にわかっているけれど、それでもやりたいと思った。どうしても、この曲を発表会で弾きたかった。
憧れを、憧れのままでは終わらせない。
自分が行動すれば、夢は必ず現実になる。
これからが楽しみだなあ。
今日もお疲れ様でした。
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