当たり前のいつもの日常の記録

ぽこぽこと音が聞こえる。もうすぐお湯がわくらしい。

トースターに入れた食パンの焼き具合を気にしながら、マグカップに珈琲の粉を入れる。

確かここの棚にコーヒーフレッシュがあったはず、なんて思いながらシェアハウスの共有棚をのぞきこむ。

「あぁ、あったあった」

お砂糖とフレッシュを用意したころ、見計らったようにティファールがカチリと音を立てる。お湯が沸いた。

朝からリビングに香るコーヒーの良い匂い。フレッシュとお砂糖を入れてティースプーンでかき混ぜる。

トースターに入れた食パンは、昨晩駅前のスーパーで買った8枚切り。
本当はいつも6枚切りを食べているのだけれど、昨日はスーパーに寄るのが遅かったからか、もう8枚切りしか残っていなかった。
人生で初めて買う8枚切りも、悪くはないかと思ってみたりもした。

うまい具合に焼きあがったトースターに、トップバリュのマーガリンを塗る。

一口食べてみて、ちょっと違和感を感じる。

「いつもと違って、薄いな」

そりゃそうだ。だって8枚切りだもん。
サクッと1枚食べきってしまいそうだし、これだけだと絶対満足しないなって思ったから、5分の3まで食べたところで、もう1枚焼くことにした。

8枚切りのトースト2枚をぺろりとたいらげ、砂糖を入れすぎて甘くなってしまったコーヒーをゆっくり飲む。もうちょっと苦いのが飲みたい気分だったのにな。うまくいかないもんだ。

自分の部屋に吊るしてある昨晩干した洗濯物は、まだ半渇き。1階に住んでるわたしは部屋干ししかできなくて、なかなか乾いてくれないのが最近のちょっとした不満。仕方ないから計画的に洗濯するしかないなぁ。

旅から帰ってきたらどうしても洗濯物が増えてしまうのだけど、何日かに分けて洗濯しないと、干す場所が無いからちょっと困りもの。

荷物の片づけは、やる気のあるうちにちゃちゃっと済ませてしまいたいのだけど。ついつい後回しにしてしまうわたしの悪い癖が出てしまう前に。

この頃、毎朝体重を測っているのだけど、順調に増加しているのがすごく気になっている。先日大浴場のお風呂に入った時、鏡に映る自分の体を見て驚愕した。思ったよりお腹出てるし、これはいかんな、と。
普段はシェアハウスの鏡のないシャワールームでササっとお風呂に入ってしまうから、自分の身体なんて全然見ていなかったから、思わず直面した現実にちょっと怖くなった。
もう20代後半だし、三十路も目の前だし、歳を重ねるにつれ体形を変えるのには労力を要するだろうから、なんとかしないとって思った。人生で一番若いのは今日だからね。何かを始めるのに一番若いのは今日なんだからさ。

ってことで、最近のお昼ご飯は自分で作って持って行くか、コンビニで春雨スープを買って飲んでいる。
もう安くておいしいコンビニのパンを買うことはやめた。裏側のカロリーの高さを目の当たりにして以来、怖くて食べられない。

あ、コンビニのパンのカロリーを気にするのであれば、朝飲むコーヒーの砂糖の量にも気をつけなきゃいけない、って今書いてて思った。

ダイエット、なんていうたいそうなことはしたくないなって思うのだけど（自分の中でかなりの重荷になりそうだから）、健康的な生活をするために、食生活には気を付けないといけないなって思ってる。

今日書いているnoteに、特に何の意図も目的もない。
読む人に対してのメッセージなんて何もない。
淡々と今日の日常だったり、最近思っていることだったりを書いてみようと思っただけ。ただそれだけ。

昨日も今日も明日も、わたしは当たり前にある日常を、当たり前のようにこなして生きていくのだろう。そんな当たり前に、ちょっとしたときめきだったり、こだわりだったりをプラスして、いつもの日常がちょっとだけカラフルな日常になればいいなと思っている。
ま、今日書いたこの日常は特にカラフルでもなんでもないただの日常なのだけど(笑)

今日もおつかれさまでした。

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