特急しまかぜに乗って、賢島へ
大阪って、すごく利便性の良い場所だなぁってよく思う。
京都にも神戸にも奈良にも、30分程度電車に乗れば着くほど、どこに行くにもアクセスがすごく良い。近畿という土地柄、観光名所や国宝などがたくさんあって、ちょっとおでかけくらいの気持ちでそういったところに気軽に行けるのって、大阪に住む特権なのかなって思っている。
お休みの今日は、少し足を延ばして、三重県は賢島に行ってきた。
しかもなんと、近鉄の観光特急しまかぜに乗って。
今までの近鉄では考えられないほどのかっこいい車両。その姿を収めようとホームにカメラを持った人も集まります。動揺してわたしが撮ったしまかぜはこの通りブレブレ。ピントはどこに行ってしまったのか。
10:40難波発のしまかぜ。電光掲示板を見れば、しまかぜの前はアーバンライナー、しまかぜの後はひのとりと、錚々たる特急列車の並びに思わずぱしゃり。
そして、いよいよ乗車!
ゆったりの座席間隔に、座り心地抜群のシート。
この右端の「リズム」のボタンを押して、終始腰をマッサージしてもらっていた。
しまかぜの乗車記念に、記念乗車証ももらえます。裏には今日の日付が入ったハンコが押されていた。特急に乗るだけでこんなのがもらえるなんてテンション上がっちゃう。
買ってきたお弁当を電車の中で食べるだけなのに、いつもよりも特別なランチの気分になった。
食後のコーヒーは、カフェ車両で伊勢名物の赤福と共に。なんと贅沢な休日なんだろう。しまかぜ最高だなぁ。
そんなこんなで2時間ほど特急に揺られ、終点の賢島駅に到着。
今回ここに訪れたのは、お気に入りの水族館志摩マリンランドに行くため。
ここ、実は今年の3月末で営業休止が決まっていて。
公式のこのツイートを見て「休止するまでに絶対に行きたい!」と思ったので、本当にやって来た。
入口にある大きなマンボウ。これを見るのももう最後なのかと思うと寂しいな。
入口に入るとポロシャツを着たペンギンさんの像がお迎えしてくれた。
『51年間ありがとうございました』の文字。ちょっと泣きそう。
この志摩マリンランドは、マンボウの泳ぐ水族館。
マンボウがいる水族館って、全国でもそこまで多くない。だいたいどこの水族館にも、マンボウはいても1匹とか多くても2匹とか。
でも、ここ志摩マリンランドは、6匹もマンボウがいる。
マンボウ館でゆうゆうと(ゆるゆると⁉)泳いでいるマンボウたち。愛らしいその姿を見ながら、ここなら何時間も過ごせるなぁと思ったりした。
この水族館、マンボウの数もすごいのだけど、実はこんなびっくりな事実も。
ニシキアナゴ
日本での生息を最初に発見した当館が、この和名を命名しました。
何このサラッとすごい情報を載せる紹介文。しれっとすごいこと書いてる。もっとアピールしてもいいのに!!!もっとみんな志摩マリンランドのこと知っておくれよ!!!!!みたいな気持ちになった。
ニシキアナゴの写真を撮りたかったのだけど、この時は全然頭を出してくれずずっと土に埋まっていたので公式のツイートを置いておきます。
外にはペンギンさんたちもたくさんいるのだけど、今がちょうど発情期だったようで、めっちゃ鳴いてた。
みんな上向いて「アァーーーーー!」って鳴いてた。ペンギンってこんな鳴き方するんだ……って周りのみんなびっくりしてた。
志摩マリンランド、本当に楽しい水族館だった。
生き物だけじゃなくて、ところどころに飼育員さんたちの愛溢れるボードがたくさんあって、そういうひとつひとつをじっくり読むのもすごく楽しい。
3月末の営業休止が本当に惜しいなって思う。
お近くの人は、ぜひ閉館になってしまう前に足を運んで欲しい。
そして帰りもまた例の特急しまかぜに乗って大阪に戻る。
車内のお供は賢島の駅で見つけたコーヒー。ご当地コーヒーって見つけたらすぐに買ってしまう。
カフェ車両ではスジャータのアイスをいただきました。めっちゃおいしかった。スジャータの本気を見た。
そんなわけで、大満喫の賢島の旅。良い1日でした。
久しぶりにちゃんとお出かけした気がするなぁ。良い息抜きになった。
今日もおつかれさまでした。
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