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フリーランス16カ月目・社長には哲学が必要だ

起業・開業すると自己投資が欠かせなくなる。


最初はケチっていても、いつか
「こりゃあ勉強しないとマズいな」
という壁にぶち当たる日が来る。

 
そして自分の情弱な分野だけでなく、
得意分野のアップデートのための勉強も必要になる。



結局、自分が「先生」と言われる立場になっても
絶え間ない勉強が必要なのだ。

 

当然、
自分が「すごい」と思った師匠から教わるわけだが、
何を教わるかという中身よりも大事なことがある。



それは師匠の思考を吸収することだ。

 

そこで初めて、
師匠の完コピをするための
土台が整ったといえる。


習ったことを真似するだけでは浅い。


状況によって、
師匠ならばこう考えるだろう
というシナリオを導き出すところまで
いかなければならない。
 

師匠の思考パターンを取り入れなければ、
再現性が担保されたとはいえない。
 


たとえば私の師匠の場合はこうだ。
(あくまでも私の推測だが・・・)
 


「顧客への価値提供を最大化する」
というポリシーを持っている。
 

とはいえ価値があっても
商品を知ってもらわなければ売れない。


そのためにSNSやマーケティングなどの
各種ツール・スキルを押さえていく。

ただし、これは時代によって変化する。
 

そして、知ってもらうだけでも
購入にはつながらない。


顧客が持っている
漠然とした願望・危機感を
言語化する必要がある。


たとえば、
・顧客にとっての理想の未来とは何か
・顧客が避けたい悪い未来とは何か
・あなたにもできるという再現性の根拠

これらを言語化して、納得してもらわなければ
購入には至らない。
 

金額面の不安は、
顧客の身になって
お金に関する自身の経験談や
失敗談で教育をするしかない。
 


販売者に対する人物面の不安は
・有言実行であること
・実績があること
・他にもお客さんがいること
・大切にしている価値観

などを提示して共感を得て、
信頼を積み重ねていく必要がある。
 


師匠と自分ではスタートの時期が違う。


師匠がビジネスを始めた時期よりも、
自分の場合は競合が増えたり
規制ができていたりして、
厳しくなっている可能性がある。


だから手法だけを真似しても
うまくいくとは限らない。


だからこそ、考え方や思考パターンを
読み取ることの方が大事なのである。


それさえ吸収できれば、
自分にとって必要な道筋が
自然に見えてくるだろう。


しっかりした哲学を持っていれば、
流行やツール、トレンドが変わっても対応できるはずだ。
 

そのように学びを進めていけば、
本質がわかるようになる。


売れている人やビジネスの
共通点も見えてくるようになる。


そうなればノウハウコレクターにもならないで済むはずだ。


 
これはコスト削減であり
自己投資としての生産性を
最大限に引き上げるためにも
有効な姿勢だ。


そんなことに気づいたフリーランス16カ月目。


本日もお読みいただきありがとうございました。


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