小さな酒場の小さなステージ

オレンジ色の小さな太陽に照らされて

私は小さく微笑んで

私は少し悲しんだ

誰でもいいから私の歌を届けたくて

毎日私はこんなにも小さな星のカケラを集めて

いつか大きな星になることを夢に見る

誰だって同じように この道を通るのだろうか?

本当にこの小さなカケラは輝くことができるのだろうか?

人の目はつめたくて

人の目はいつも何かを誰かを探している

良い物でも、悪い物でも。

深く傷ついた人と

傷つけた人

何年か前

何十年も前は

もしかしたらこの二人はどこかで笑っていたのかもしれない。

この小さなステージの上で

この小さな酒場の中で

この小さな世界の中で

私はわたしを信じることしかできない

私の願望をよそ目に あなたは私の何を見るの?

酔ったおバカさんたちも

インテリのエロ眼鏡も


私にとってはただの動物よ

夜明けのむなしさはいつも通り誰も裏切らない

ゴミをあさるあなたは賢いのね、自分の使命をちゃんとわかっている

この先どうなるのか

また今日も小さなカケラをポケットにつめて。

ここへ来たころはもっと簡単だと思っていた

でも私はあきらめなかった。ただそれだけよ

家にこもってゲームをやっていたころは

いつでもちゃんと答えがあったけど

もう誰も教えてくれない

どうせ誰にも分からない

勇敢で無謀で明るくて、繊細で鈍感で、ズボラで几帳面な私は

もしかしたらこの世界を十分楽しんでいるのかもしれない

明日も明後日もそのまた次の日も

星のカケラをもとめてまた別の場所へ

旅に出る前に一旦セーブして

おやすみなさい

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