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ボランティアそしてゴミ分別

「要約筆記」を学び、修了
そのあとで「音訳奉仕員養成講座」にも通った
この2つは社会福祉協議会主催で格安に受講できた


同時進行で「話し方講座」と、「司会者養成講座」にも通った
こちらはカルチャーセンター主催だから、そこそこお金がかかった

要約筆記は、普段仕事でしていることが、ノートテイク(聴覚障害の人のために、隣でノートをとる)することで人のためになるのならと始めた
時々、人の役にたててうれしい(自己満足)

音訳奉仕員は、小説を みんなで分担してCDにして録音するところまでやるのだが、
その途中がものすごいレベルが高くて!!!
読み下すそのアクセント、強弱、早口言葉、もうすべて「そこまでやるのーーーー!」の域
そのあとで上級編もあったようだが、とてもとても・・・
仕事もあるので、全て遅刻せずに参加することも難しかった
が、しかし、「人の役にたつ」とはそういうことだ
中途半端な気持ちでボランティアをするものではないと痛感した

とはいえ、人前で話すことも、インタビューすることも仕事なので
話し方講座に通って、すてきな先生に出会い、いろんなバージョンで話すことを学んだのは財産
司会の依頼も時々あったので、司会者養成講座に通って一生懸命頑張った
一番勉強になったのは、台本通りにならないとき、つなぎの時間にフリートークをすることの重要さ
これはのちに司会者としてマイクを握ったとき、「機転」として発揮されることになる
舞台から「3」と指示されたら、3分はつながないといけない
3分で終わらないことも考えて、ある程度フリートークを用意しておく
しゃべっていたらいきなり「市長来場」とささやかれる
「落とし物」「迷子」などなど、情報不足の単語の紙を渡されるなどなど・・・
県議がやってきて、あわてて正式な肩書を秘書に確認していたら、議員が0.1秒で名刺を渡してくださったときは、「この議員さん分かってる!」と思った(以来、応援しています)

マイクを持つということは、そんな責任も持つということ・・・

今はもう、たいていのことはできるようになった
経験よありがとう

そんなこんなで、イベント開催時には司会をさせてもらうことも増えた
学んだことがボランティアになるならこんな幸せなことはない!
喜んでもらえて、実は私も楽しかったりして・・・

が、しかし、そこまで重労働ではない
もちろん事前に確認したり、原稿を書いたり、下調べをしたりはあるのだが・・・
ある意味特別な仕事なので、目立ち、ありがとうといわれる
私はそれが申し訳なかった・・・ありがとうといわれるべき人は他にもいっぱいいるからだ

炎天下や豪雨時の駐車場係や、誰だってやりたくないゴミステーション係
そんな人たちがいるから、イベントは回っている
いつかそんな役がやりたいと、いや、やらねばと思っていた

地元の夏祭りは、ことし全地域が一つになった大がかりな祭りとなった
司会はプロがやってくるので、私は自治協の環境衛生部会の仕事ができることになった

「ゴミ分別やります!!!!」

影もない炎天下、ゴミ箱が3つ!!

最初は忙しくないので日陰に入ってスタンバイ
日が落ちてから食事をする人達のゴミが集まり始めたころに登場し、目を光らせる笑

みんな、礼儀正しいのだ!!!
ありがとうございます
お世話になります
ええっ!!!
ゴミをぽいっと投げつける人など、1人もいない
みんなペットボトルのラベルをはがし、そっとゴミ袋に入れている
「ここに捨ててもいいですか」「これはどっちですか」
みんな、す、す、すごい!!
私は心から感動した
手間取ることは一切なかった

ゴミ分別がしっかり浸透していること
スタッフに敬意を持って祭りを楽しんでいるひとたち・・・

モラルと気遣いがあってこそ、本当に楽しいイベントになるのだと改めて感じた半日

次も積極的に
ゴミ清掃や分別に名乗り出たい


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