純粋に英語ってすごいツールだなとじわじわと思う
「英語ってやっぱりすごいツールだわ。」
これは、留学にきて一ヶ月くらいの時にふと実感したこと。
その日は授業終わりに、トルコ出身で教師経験があるらしいお姉さんとお話ししてたんだけど、トルコの国の現状をたくさん教えてくれた。
トルコっていう国は聞いたことはあった。しかし、実際にどんな国だろうって想像しても何も思いつかない。そしたらお姉さんがGoogleマップを開いて、ここだよって教えてくれた。「あーなるほど!ギリシャに近いんだね!」とかそんなことを、その時の私は言ったはずだけれど、私は純粋に、自国の現状をお互い母国語は違うのに話し合って理解し合うことができる、「英語」ってやっぱすごいな。万能だな。となんだか感動した。
その感動というのは、日本とは遠く離れた国であればあるほど増すように感じる。私はオマーン出身の友達がいるのだが、最初に国名を聞いてから一ヶ月くらいはオマールだと勘違いしていた。このツイートがその証拠である。
私はオマーンとオマール海老を見事に混同していた。そのくらいオマーンという国は初耳だったのである。🦐
その子の時も、オマーンの国の場所をググったのだが、「中東」にあるということが分かった。私の頭の中には、その瞬間「テロ」だとか「戦争」だとか、いかにも危なそうなワードが浮かんだのだが、その子いわく、女の子が夜に一人で歩けるくらい安全な国だそう。自分の想像する中東とのギャップに驚いた。
オマーンはイスラムのため、その子は常に頭にヒジャブ🧕を巻いている。私の留学しているアリゾナはとても暑い地域なので「暑くないの?」とか「取っちゃだめなの?」とか興味本位で聞いていたら、「暑いよ!💦だから家ではいつも取ってる」って言って、ヒジャブを取ったセルフィーを見せてくれた。
ヒジャブの下に隠している友達の髪がめちゃめちゃロングで驚いたし、こんなに印象変わるんだ「美人だなあ」って普段とのギャップに驚いた。ヒジャブを被るか被らないかは自分で決められるらしく、「こんな暑いのに、私だったら絶対被らないなぁ」なんて思った。無宗教の私にとって、宗教を理解するのは難しい。
ちなみにその子は日本を知らなかった。当たり前だが、日本は世界の中心ではないのだ。自分が生まれた国だからといって、日本の常識は世界の常識ではないということを肌で私に実感させてくれた。
その子にとっては、家の近くに砂漠とモスクがある環境が当たり前で、週末は大家族のみんなと砂漠でキャンプをして、イスラム料理を食べて、ダンスをする日常が普通なのだ。日本にいれば、週末に家族と砂漠でキャンプなんてあり得ないだろう🐫
でも、こんなにも環境が違うのに、お互いに話して笑い合うことができるし、友達になれる。好きなハンバーガー屋さんのランキング付けをしたり、宿題やらなきゃ、めんどくさいね、とかお父さんの料理がまずくて嫌なこととかも話せる。こんな時に、一番英語のすごさを感じるのだ。
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美味しいご飯が食べたいです🍣🍔🍫