3年くらい前に大事な友人を病気で失い、それから人が亡くなったときに悲しむのをやめた。が、会ったことのない有名人で尊敬やシンパシーを強く感じている人を失うというのは、またちょっと独特の感情がある。どういう言葉を以ってしてもフィットしない喪失感みたいな。坂本龍一さんに続き、ジェーン・バーキンさんの死はその独特な感情を生み、ちょっと引きずっています。
Paris Matchという、まあゴシップ誌みたいな雑誌にもジェーン・バーキンの記事はたくさん出ていて、その中にエルメスの「バーキ
To be or not to be, that is NOT the question.
「食うべきか、食わざるべきか それは問題ではない」
「ひかりごけ」は戦時中の真冬、陸軍の徴用船が知床で座礁し、7人の船員のうちたった一人生き残った実話をベースにした戯曲だ。サバイブした船長は生還後ヒーローとして扱われるが、証言に疑問を持った人間によりのちに「仲間を食って生き残った」という事実を暴かれ一転「罪人」として裁かれることとなった事件だ。
と、わたしの知る限りあまりにテー