第8回：AI2AIがもたらす近未来—働き方と社会はこう変わる
こんにちは、彩子です。
これまではAI2AIの仕組みや具体的な導入事例、DX推進のポイントなどをお伝えしてきました。
今回は、もう少し未来の話に目を向けてみましょう。
AI2AIがもっと進化すると、わたしたちの働き方、ひいては社会全体がどうなるのか考察してみました。
◇ AIがAIを進化させる“自己強化”
AI2AIでは、営業AIが得たデータを経理AIが活用し、そこから新しい傾向を学んで人事AIがさらに採用戦略を最適化…という流れで、組織全体の頭脳が日々レベルアップしていきます。
こうした自己強化サイクルが成立すると、企業の生産性が10倍、20倍に伸びる可能性も十分にあり得るのです。
◇ 社会インフラへ広がるAI2AI
この発想が企業の枠を越え、都市の交通制御や医療、教育、物流といった社会インフラ全体に広がれば、わたしたちの生活にも直接的な恩恵があります。
交通渋滞の緩和や災害時の迅速な対応、医療の高度化などがよりスピーディーに進むかもしれません。
◇ 「こんな時代が来たら…」という妄想が具体的に
正直、最初は「AIがAIを助けるなんて本当にできるの？」と半信半疑でしたが、部分的に使ってみると「確かにAI同士がつながればもっとすごいかも…！」と実感できる場面が増えました。
たとえば私の議事録AIと、別のチームが使っている翻訳AIが連携すれば、海外メンバーとリアルタイムで会議ができるとか、想像するだけでワクワクします。
◇ 子育てと仕事の両立が当たり前になるかも
未来を想像すると、AI2AIの普及によって「仕事量の負担が減る→ママがもっと自分時間を持てる→子どもにも笑顔で接する時間が増える」という好循環ができる可能性があります。
すると子どもは大人の働く姿に憧れを持ちやすくなるかもしれません。
わたしは、未来を創る子どもたちに「大人になるって楽しみだな」と思ってもらいたいと考えています。
そのために大人が楽しく過ごすって大事だなぁと思うんです。
◇ 一人ひとりのチャレンジが未来を作る
まだ本格的にAI2AIを導入している企業は限られていますが、何か新しい動きは最初は小さな一歩から。
わたしたち個人が「ちょっと試してみよう」と行動すれば、その積み重ねが未来のスタンダードになるはずです。
◇ 次回は導入時に注意すべきリスクやガバナンスのお話
AI2AIは便利な反面、情報漏えいやセキュリティリスクも指摘されています。
次回はそういったリスクをどう回避し、安心してAIを使いこなすかを考えてみましょう。
まとめ
AI2AIの時代が本格化すれば、企業だけでなく社会全体が効率化し、わたしたちの暮らしや子育てにも良い影響が及ぶ可能性を感じます。
まだ夢のような話と思うかもしれませんが、「意外とすぐそこまで来ているかも？」と思うと、ぜひ今から準備しておきたくなりますね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。