癒しのスピードは傷付くより早い
パンデミックで産業がストップすると同時に公害が改善された、という現象が世界各地で起こっているようですね。ベニスの水路にイルカが現れたとか、住宅地にウサギやフクロウが見られるようになったとか。
これはロックダウンという事象が起きたために直ぐに顕著に分かった現象ですが、土にも同じことは言えて、何年も農薬を撒いて微生物やバクテリアが表層から消えて水も通さないほど硬くなってしまった土に、農薬をやめてみたところわずか一年ほどで前年よりも丈夫な作物が育つようになった、という成果をあげている農家の検証結果が出ているそうです。
マザーアース、母なる地球の、癒され蘇る速さとその力強さは、私達人間が与えてしまったダメージよりもずっと偉大なものだ、と証明されています。
”人間が存在しなかったらこの地球は美しく平和に繁栄する”という意見を耳にするにつれ、なにか自分の中で引っかかるものがあって、なんなのかなとそこに意識を向けてみたところ、”人間がいなかったら” という存在否定の感覚が引っかかるんだな、と思い当たりました。
私はそこから、”人間が存在して地球に貢献できることってなんだろう”と考えたい。
人間にできること、人間にしかできないこと、それはやっぱり、”愛”を与えることだと思う。”愛”で貢献する。今この時代、そう思っている人が表立って増えてきていますよね。”愛”で繋がって共に広げて行きたい。方法はそれぞれ違っても、目指すところは同じなんだと思う。
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