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別冊 正直ドリル
本日2回目の投稿です。
大リーグ、大谷くんばりにぐるぐる肩を回しています、おだんごです。
やる気だけはメジャーです。
幸せドリルという投稿をしたところ、
毎日に、◯もあるけど、バッテンもあるんですよ。と挙手がありました。
基本的に、◯になる問題だけ見つければ
よいのが幸せドリルですが、真面目で真摯な人ほど
自分に厳しいために、バッテンがついてしまいがちです。
自分にバッテンをつけるのは実は簡単です。
実は、自分を自分で傷つけるのは容易いのです。
厳しいのに、簡単。なんだかなあ?と思いますよね。
私、矛盾党の党首をしておりますおだんごです。
幸せドリルが苦手な方にオススメがあります。
それが、こちら、正直ドリルです。
私は10年近く前に、真剣に勉強したことがありました。
本当に大嫌いなお年寄りがいたのです。
関わるのが本当に嫌で、感情をコントロールできずに苦しみました。
仕事なのに虫酸が走り、普通ならできることも
うまくできませんでした。
この自分をどうにかするために、学んだのが
バリデーションという認知症ケアの技法です。
感情を越えるためにテクニックを身につけようと努力しました。
お金も時間も費やしました。私の人生、
うたた寝ばかりの勉強の記憶の中で唯一、隅から隅まで勉強したと言えるのはあの時です。
概念とテクニック、認知症のステージを学びそして実践を重ねる中で、ともに学んだ仲間に
本当に正直だね。と言われました。
そんなに躊躇いもなく、大嫌いな人がいます。
でも、今のままでは嫌なんです。なんて、
口に出せるのすごいことだよ。 と。
先生にも、正直でいいんだよ。自分の気持ちを自覚して、その嫌いも大切にする。
ただ、向き合うその瞬間、自分を空っぽのコップにして、そこに相手の気持ちを受け入れる。
ずっと受け止めなくていい。残さなくていい。
そして、必ず向き合う時間が終わったら、傍に置いた自分の気持ちを自分の中に取り戻すこと。
その練習をしました。
以前、夜勤の話を書いた時の気持ちもこれが元になっています。
自分を空っぽにするには、呼吸法があります。
他にもいろいろ方法がありますが、私はお金を払って教わったことは、ここに記しません。
アンガーマネジメントなどにも似ていますね。
話がそれましたが、正直であることも実は
自分を大切にする近道です。
うまくいかないな、むしゃくしゃするぜ!
正直で◯
でも、仕方ない、ご飯作らねば。
えらい!切り替え上手!幸せドリル◯
となります。
私はわがままで攻撃的でいつも否定ばかりしているお年寄りが大嫌いでした。
しかし、バリデーションを通して気づいたのは、
そのお年寄りを毛嫌いしてドロドロした感情を抱えながら、そういう自分を介護士として最低だと責めて傷つけていた自分を持て余していたのです。
私が大嫌いだったのは私でした。
私が私を大嫌いな時、いつもイライラとしていました。
学びと練習で、私は大嫌いなお年寄りを前ほど苦手ではなくなりました。
苦手が消えていくことが、私が私を好きになる、取り戻すことにつながりました。
私は、人生をいつも前向きで、キラキラと
楽しく元気に生きていくことが全てなんて、
そんな素敵な人間ではありません。
優しくて穏やかであったかい人でもありません。
もがいてもがいて、自分の中のいやらしくて
厄介などろんこを、どうしたら濾過できるか?
を考えてトライしながら生きています。
そのひとつが幸せドリルです。
そして、別冊正直ドリルです。
自分の正直な気持ちを確かめる。◯
それをいなしながら、誤魔化しながら
生きるためにやるべきことをしている ◎
です。
むかつくぜ! まじかよ?
どういうつもり〜!!
私にも山ほどありますが、それはバッテンには
なりません。
これ、なんかネタになるべ。で全てはなまるです。
私はいつでも練習しています。
練習しないで手に入るもの、偽物ですよ。
あなたの正直。大切にしてください。
これは、まじめに真摯に生きる人にこそ
届いてほしいnoteです。
見出しは私の大好きchamlandさんちの
ちゃむちゃんの気だるい正直ショットを
お借りしました。
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