見出し画像

やせがまんだぞう


昨日、お客さんにめちゃくそ怒られました。

よくあることではありませんが

そのお客さんに限りよくあることです。

仕方ありません。

意に沿わないことをしていると思われています。


介護とは。


本人と家族。ひいてはすでにうちを出たお子さん

そしてご兄弟など、さまざまな人の気持ちが集う

ものです。


何年も何年も同じような諍いに


巻き込まれて消耗したあげく


何も変わらない。に着地することは


鉄板です。


少しずつ気持ちを譲り合えたら。 

そんな綺麗事はたいてい一蹴されて

空の彼方。  星の藻屑、おだんごです。


よく時間薬といいますが、

時間でしか解決しないことがあります。

こうした場合、時間は別に薬ではなく

ただ時間です。


だから、今回もそうなのでしょう。


過ぎてしまえば、空回りして

頭を下げ続ける私を

そうするしかないよねと慰めるのか

もっとこうしてたらよかったのにと省みるのか

今のわたしにはわかりません。


保健所に勤める友人がいます。


感染症の発症から今まで、ずっと


電話口で謝っているそうです。


病院を紹介できなくてごめんなさい。

なかなか電話できなくてごめんなさい。

助けにいけなくてごめんなさい。

彼女の電話に必ず救われている人も

いるのに。

彼女は毎日自分を責めて、無力だと嘆いています。


救急隊員の知り合いがいます。

感染症の患者さんを遠くまで搬送する時

防護服を着たら最後トイレにも行けない。

紙パンツを履いて仕事をするんだけど

汗で、おしっこもでなくなるんだよ。

と教えてくれました。


感染症はおさまることをしりません。


毎日、帰省された方がいたらサービスは

お休みしてくださいと繰り返します。

ワクチンしたのに。

感染対策してるのに。


私もおなじように思ってますよ。


子供たちに帰省を断り仕事をしている横で


帰省してきた近所のご家族を見て


複雑な気持ちになったりもします。


自分のことは自分で決めることを尊重したい。


だけど、今。


少しだけ、少しだけでいいから、


自分が感染症にならないように


気をつけることで救われるお仕事を


もう一度想像して欲しい。


我慢を押し付けているのではなく


自分で自分を選んでほしい。

少しずつ気持ちを譲り合えたら。


そんな風に思いながら

痩せ我慢で生きています。

ままならない毎日を送るあなたへ。

思うようにならない毎日を生きる私へ。

それでも痩せ我慢に、必ず終わりは来るでしょう。 リバウンドが怖いですね。要注意。


昨日と似たような、実は違う1日に。


東京の空の下、今日も葛藤を抱えて生きる


友人に、共にいるよ、いつもありがとうと


心で呟くnoteです。

#医療従事者
#我慢じゃない
#今 、やるべきこと





いいなと思ったら応援しよう!

おだんご
お気持ちありがたく頂戴するタイプです。簡単に嬉しくなって調子に乗って頑張るタイプです。お金は大切にするタイプです。