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【#noteリレー71】2021年夫婦でやりたいこと
note人生で初めてバトンというものが回ってきました。
sakuさんのこちらの企画からです。
正直な気持ちは緊張しています。自分の好きなことを思うままに素直に書くことだけを自分の約束事としてnoteを続けています。
お題を受けて、いつも通りの持ち味が発揮できるか不安です。
いいかっこしいで調子乗りなところが空回りしないか心配です。
しかし、このバトンは私の大好きなおかなさんからのバトンです。
どんなことがあろうとも繋がなければなりません。
おかなさんは、私のnoteの恩人です。noteの街の広さと深さに途方に暮れていた頃、私を見つけてスキを届けてくれました。
そのスキやフォローに励まされ、今の自分があると思っています。
その優しく聡明で、努力家のおかなさんはこちら
おかなさんからいただいたお題は
「2021年に夫婦でやりたいこと」 です。
まず、前提として私は夫と結婚して24年になりますが、夫のことが大好きです。最初にこのことをnoteに書いたときには、多少の恥じらいがありましたが、あんまり言い続けていたらネタみたいになりました。
そのため、全くの無抵抗で夫が好きだと言い募っています。
夫はもちろん言われ放題で、特別不満もないようです。
夫に、このお題に関して何かやりたいことはないかと尋ねたところ、
「そうだなー、旅行でしょ。で、旅行でしょ。それで旅行かな」と言いました。
1つめが昨年3月に行けなかった気仙沼、2つめが友達の実家がある長崎、3つめは本場のうどん県香川ね。と、瞬時にわかるほどに通じています。
しかし、この願いは感染症の収束という大きな課題をクリアしなければなりません。
私は常に今ある状況で、自分の、自分たちの力でいかに楽しく幸せであることができるかをテーマに生きているので、却下です。
暫く悶々としていましたが、突如「あれがあるじゃないか!」と閃きました。
それが「寝相写真集の完成」です。
私は実家にいる頃、父にうたたねしているところを見られて、
「お前の寝顔は最高にブスだな」と言い放たれたことがあります。
事実しか言わないことにかけては定評がある父の発言のため、娘として傷つきながらも、一方で「これは相当だな」と覚悟しました。
夫は人としての配慮がある人物のため、今までそのような真実を私に突きつけるようなことはありませんでした。
しかし、20数年の共に過ごす時間を経て、
「面白いから教えたい」という気持ちに抗えなくなったようです。
ある日、唐突に写真を見せられました。スマホの画面です。
寝ている私の顔でした。自分でも引くほどブスでした。
しかし、ブスはさほど問題ではありません。想定内です。
衝撃は、笑撃と言い換えてもいい情景がありました。
私は右手の人差し指と中指を鼻の穴に入れていました。なぜ?
なんの訓練でしょうか?何をそんなにストイックに励むのか!?
自分に問いただしたくなります。
そして、夫にも不満がわきます。下手したら呼吸苦です。命を優先してほしいです。意見しようとした、まさにその時。
夫は2枚目の写真を私の目の前に差し出しました。
中指が外れていました。顔のブスクオリティーはそのままに指だけ小脇に。
「これ15分後」と言いました。
夫は、こんな面白ブスの顔を15分も飽きずに見ていたのか・・・。
私は夫に依頼しました。
「これから、私のひどくて面白い寝顔と寝相を見かけたら写真を撮ってほしい。それを21枚あつめて、写真集を作るから。」
「うん、わかった。」夫は平熱で答えました。たいしたひとです。
それから走り出しそうな私や、苦悶した私や、布団から完全にはみ出している私などを、激写してくれています。
しかし、パンチのある写真はそうはとれません。
起きているときには若干女優気質で、ドラマチックな表現力を持ち味としていますが、寝ているときにそれを出せるほどには骨身に染みていません。
しかも、夫が先に寝てしまえば、シャッターチャンスは失われます。
というわけで、21枚を納得のいく作品で埋めるためには、夫婦二人の根気強い努力と、タイミングと、運が必要です。
2021年の夫婦の目標としてふさわしいように感じました。
やらせはいけません。本物こそが胸を打ちます。
結果、完成したらどうするのか?という話ですが、夫と私は
ただ家族を笑わせたいだけです。
決して「ふくろとじおだんご」のネーミングで、有料記事で売り出そうとは考えていません。ただの野望です。
私の寝顔の写真を見た息子が、
「お父さんめっちゃお母さん好きじゃんか。好きでしかないじゃんか」と
言いました。
写真はかわいくうつりたい。なるべくきれいにうつりたい。と思っていた時代が長くありました。
できるなら笑ってほしい、できるだけ面白く映りたい!にいつシフトしたのでしょう。
どんな私でも好きでいてくれる人に出会いました。
馬鹿な考えや、突拍子もない提案を、一緒に面白がってくれる人に出会いました。
今の自分を嫌いになる理由がありません。
こんな文章でnoteリレーのバトンはつなげたでしょうか。
このバトンを渡したいと、私が指名する方はこちら
はなまるえさんです。このお話は最近の私の一押しです!
はなまるえさんのnoteは、多彩です。好奇心のアンテナが広く、私の知らない世界をのぞかせてくれたり、ご自身の胸の内と深く向き合い、時に自分自身と闘いながら文章を紡いでおられるのだろうなと感じます。
明るく優しいお人柄で、私もたくさん支えられてきました。
私がはなまるえさんの投稿で特に好きなのが食べ物のお話です。
はなまるえさんの博識とグルメな舌を想起させる食べることの話は、そのまま生きることの話で、お腹がすいたり、逆に心が満たされたりします。
というわけで、お題は「おいしいはなし」です。
食べ物のおいしいはもちろん、生活を味わい深くするスパイスとしての
おいしいでも構いません!お料理上手のはなまるえさんの解釈での「おいしいはなし」をリクエストします(願)
どうぞ、よろしくお願いします!
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