見出し画像

Women in Agile Tokyo 2025 に参加した

初参加。感想を記録していきます。


Day 1

初日はリモート参加。自分の登壇とおーのAさんの発表のみです。基調講演、二つとも録画をみたい。

登壇した

いつも通り緊張しました。今回はいつにも増して「伝えたいことってなんだったっけ?」と噛み締めながら考えて構成を練った結果、「今私が感じていることを言語化して公開する」ことだ、というところに行きつきました。そのため、文字通り実感がある言葉を話しました。ジェンダーの話をしていたはずですが、考え方やものの見方、いろいろなチームの今の状況が重なって、違いは楽しいんだけど、それをチームのエネルギーにするのは簡単ではないんだなと感じました。

大野さんの発表をきいた

ループしながら自分の認知を形成していくこと(↑)。この循環モデルが、認知やシステムコーチングの理論に基づいて丁寧に説明されていたので、とてもわかりやすく、だからすっと腑に落ちたんだと
チームの成長に通じると思った。

Day 2

現地参加でOST。現地いけてよかったです。なんだか癒されました。

OST NO UTA

RSGT2025のUTA動画の披露。ああ、あれ、楽しかったんだよなーと思ってみていたら、私がだいぶ映り込んでいて、笑いました。最初ははちのラップが素晴らしすぎると思っていて、今はちょうちょの「いいね〜〜〜」が好きです。また、今回OSTではじめてテーマを出しました。

対話の練習場、つくりたい

グラレコっぽくなってる
いろんな言葉が飛び交った

がおりゅうさんのファシリが感動的でした。対話の中で、発言に失敗したことがあって慎重になる、という発言に対し、失敗したが対話を続けることにより関係を修復した、という返答があり、勇気をもらった。人とのラポールを築くことは、失敗があってもやり直しが可能。考えてみたらそうなのに、私にとってはなぜか新鮮な発見でした。

社内でダイバシティ推進のとりくみ

途中から参加。少し遠くから聞いていましたが、とても聞き応えがある内容でした。STORES さんの取り組みの熱量と実践。

  • いずれ、いろいろな自然といろんな仕組みに入り込んで、なくなってほしいプロジェクト

  • マイナリティのマジョリティだからやる

  • 通過点として偏った施策にみえるかもしれないが、先をみてやっている

  • スタートアップなのに取り組んでいるのは、変に固定化してからそれを変えることになるとエネルギーがもっとかかるから

あと、じゃがさんが「自分が適任ではなのでは」という迷いを吐露し、背中を押してもらっているのを間近でききました。同じようにエンパワーメントされました。

よく、他の人が同じ状況だったら自分はどういう言葉をかけるか考えてみるのだが、ことダイバーシティにおいてはできてなかった。なんとなくダイバーシティ推進という行為に対して、及び腰になっていた。

https://sizu.me/jaga/posts/9fofa0wwfb6r

ロッシェル カップ - 「多様性を活かすチームの作り方 ~心理的安全性を高める具体的アクション~」

ロッシェルさんのセッションをききました。多様性のあるチームは

  • 事実をより重視する

  • その事実をより慎重に処理する

  • より革新的である

という話をしていました。自分とは違うもの、異なるものを、雰囲気ではなく事実に基づいて理解して合意を形成していく。そのスキルと熱量でイノベーティブになるんだ、となんだか腑に落ちました。

DEI推進の揺り戻し

まだあまり理解できていませんが、簡単に理解できないしわかったといわなくてもいいのかな、と思っています。ここの議論では、「DEI は日本語に表現した方が、自分たちのものになるのでは?」という発言が印象的でした。

リーダー・マネージャーになりたくない理由

いろんな思いをきけた

私が出したテーマです。女性リーダーが少ない現状ですが、そもそもジェンダー限らずリーダーをやりたくない人が多いと感じています。それがなぜなのか、聞いてみました。普段感じていることをいっぱい聞けました。

「あんなふうにできないし、なりたくない」
「自分にそのスキルがあるのかが不安。」
「マネージャーやリーダーの研修がない。成長をまってくれない」
「マネージャーは芸能人みたいに『攻撃してもいい対象』になってしまう」
「マネージャーは(言葉は違うが)自分とは違う世界の人、という感覚がある。」
「学校の先生みたい。学生は成長したら先生にはならず卒業する。マネージャーも自分が成長した先にあるものではない、と感じている」
「そろそろマネージャーを考えてもいい年次では」とか「女性のマネージャーを登用しなくてはいけない」という理由でオファーをうける
「一度マネージャーになったら、ずっとマネージメントをしなくてはいけなさそう」

なので、まずは本当に、その人の年齢や性別ではなくスタンスやスキルをみてマネージャー / リーダーのオファーを出していること、その上であなたらしくマネージャー / リーダーをしてみてほしい、ということを真摯に伝えたいと思いました(あまりに伝わっていなさすぎる)

クロージングセッション

@_damuha さんのクロージングセッション。個人的にダイバーシティを自分ごとなのでは、と考え始めたきっかけはだむはさんです。それでアンテナが立って、note を書き、RSGT2025のナイトセッションをきき、プロポーザルをだしたらとおり、Women in Agile Tokyo 2025に参加しました。つながってるので、楽しみにしていました。

セッションの内容は、ハードシングスの中でのリーダー成長物語。スタートアップはそれだけでもハードなのに、事業内容から発生してしまう理不尽の矢面にもたちつつ、すごい速さで意思決定をしていっている。300年かかる社会課題に立ち向かっている人のエネルギー。ほんとにすごかった。


「Women in Agile は 森のようだ」と言っていて、静かだけど生命力があり、本当にその通りだなあと感じました。運営のみなさま、ありがとうございました。




いいなと思ったら応援しよう!