pmconf2024に参加した
これは、ばばばのひとりAdvent Calendarの6日めの記事です。今日はpmconf に参加した話です。
pmconf2024 に参加しました。今年は 12/5 は オンラインのセッションの日、12/6 はオフラインの OST / ワークショップの日の2日間開催。12/6 に参加しました。
プロダクトマネージャーと仮説/戦略
まずは馬田さんと宮田さんのパネルディスカッションからスタート。
まず、仮説と戦略の定義をしました。
仮説 : 解くべき課題の仮の答え
戦略:課題を解決するための道筋
その後、以下の3つの問いに沿って、セッションはすすみました。
今求められる仮説、戦略の立て方とは?
プロダクトマネージャーに期待されること
マインドや取るべき行動
以下が印象的でした。
ハイリスク、ハイリターンな仮説が求められる
より大きな社会の課題に戦略的に対応することが必要。
ソリューションは、ポイント、アプリケーション、システムがある
仮説ってそんなかっこいいものじゃない。
いろんな情報を見聞きして咀嚼し、泥臭く出す。
仮説を作るには大量のインプットが必要。ルールを変える。
業界を知るために本で20-30冊、ケーススタディ10を読む。期間は二週間から二ヶ月。
解くべき課題と仮説をどう作るか?
ポイントソリューションからから始め、どうシステムソリューションまでの道を描くか?
人と話す。壁打ちで視界が広がることがある。
全体像が描けるのが一年。一年でできたら早い。
仮説作りは変化している。グローバル、日本では供給リスクが問題。効率化だけでは足りない。
状況が変わったらやり方も変えないと。数年前のベストプラクティスを学んだ上で、今何をするか。
期待することは抽象と具体の幅が広がっている。
英語で調べる。英語の方が情報が深い。
戦略ってかっこいいけど、立てたら死ぬ気でやれ。それより組織や育成の方がホワイトスペース。リソースがないなら「しょうがない」ではなくそこに真正面に取り組む。
好奇心旺盛で勉強を広げる。世界を変えるにはどうするか自問自答する。
"ロードマップをもっとよくするために?"をみんなで考えるワークショップ
ワークショップのテーマは「ロードマップ」。タイトルにある通り、「ロードマップをつくる」ワークショップと、「ロードマップをよくするロードマップ」と二つつくりました。
ワークショップは、クイックに雑でしょうもないアイディアをだせるかどうかが肝かなあと思いました。いずれにしろ、最初の案を短期間で出したあと、ブラッシュアップのロードマップを作る、というのはよい考え方だな、と思いました。いただいたチェックリストも活用しよう
OST、懇親会
いろんな人と話したい、とおもって参加しましたが、なんせみんなプロダクトマネージャー。話しかけた人全てが結構なストーリーをおもちで、プロダクトそのものやプロダクトマネージャーとしての役割への興味が尽きず、ひとりひとりに長く話し込んでしまいました。SaaS じゃないプロダクトもいっぱいあり(当たり前… ) 、いやープロダクトおもしろい。
あと、ご飯がとても豪華でした。
帰りの新幹線の中で
前回オフラインで参加したのは 2019年。5年ぶりのpmconf は、参加者もスポンサーもバリエーションが豊かになって、面白かったです。運営のみなさん、ありがとうございました!