徒歩でも十分楽しめる!岐阜県大垣市
こんにちは!note初投稿です。普段は地元東海地方のテレビ局で気象解説をしています。
おととい7月31日、CBCテレビチャント!の放送(放送エリアは愛知・岐阜・三重)で、金蝶園総本家さんの水まんじゅう作り体験キットをご紹介しました。これを機に私が知っている大垣市の魅力をまとめてみましたので、ぜひ新型コロナが落ち着いたら訪ねてみて下さい^^
水の都大垣市
大垣市は古くから良質な地下水に恵まれ、市内の至る所から自噴水が出ていたことから”水の都”と呼ばれてきました。
栗屋公園
八幡神社 大垣の湧水
大手いこ井の泉緑地
私はこれまで自噴水を見たことがなく、初めて見たときは「こんなにもたくさんあるのか!」「ご丁寧に水を汲むひしゃくも置いてあるぞ!」と感動の連続でした。空の容器を持って行かなかったことが悔やまれます。私が訪れたときもたくさんの方が汲みにきていました。
大垣で生まれた水まんじゅう
番組でご紹介した手作り体験キットで作った水まんじゅう
この地下水で作られているのが大垣の水まんじゅう。金蝶園総本家さんでは今も当時と同じ製法で作られていて、金蝶園総本家大垣東店で使用している自噴水は地下150mから湧き出ています。
触れたときには思わず「冷たい!!」と声が出てしまいました。天然の優しい冷たさが暑い夏にはとても嬉しく、もっちり・つるんとした食感はやみつきになります。
なぜ大垣市が水の都と呼ばれるまでになったのか、こちらのブログにも簡単に記載しています。
ミニ奥の細道とは
大垣市の魅力はまだまだあります。大垣市はあの奥の細道の結びの地でもあります。恥ずかしながら私はそんなことも知りませんでした。大垣市には「奥の細道」で詠まれた句を句碑として市内を流れる水門川沿に設置し、「ミニ奥の細道」として整備しています。
始まりの愛宕神社付近から結びの「奥の細道結びの地記念館」まで、俳句を詠みながら歩くと30分くらいでしょうか。いや~楽しかったです。それぞれの場所の情景を思い浮かべながら歩くと旅行気分をちょっぴり味わえます。
始:千住(東京都)
行春や鳥啼き魚の目は泪(ゆくはるやとりなきうおのめはなみだ)
結:大垣市
蛤のふたみに別行秋ぞ(はまぐりのふたみにわかれゆくあきぞ)
全国シェア8割!大垣市の升
それから胸が躍るこんなにかわいらしいカフェも。全国シェア8割を誇る”升”をテーマにしたその名も「masu cafe」です。大橋量器(枡工房枡屋)さんが運営しているそう。ドリンクも、スイーツも、升に入った状態で出てきて、内装も升升升升です。見ているだけで楽しいですよ!
升を持ち帰ることができる「MASU PRESSO」がとても気になったのですが、私はコーヒーが飲めないので断念。なんと大垣市の升は、あの半沢直樹の一コマにも出ていたそうです。
大垣市の魅力が少しでも伝われば嬉しいです。歴史情緒も自然もたっぷりで訪れると癒されること間違いなしです。これからも東海地方の魅力を改めて発見してお届けできたらな~と思います。私の街はここがおすすめです!などあればぜひ教えて下さい。お天気や季節に関わることがあると伺いやすいかも…^^