ミャンマーを楽しむ-写真展「日常のミャンマー2」(中野)-
3/26(土)まで東京・中野のギャラリー冬青で開催されている、写真家・亀山仁さんの写真展に行ってきました。亀山さんとは、かつてミャンマー語教室でご一緒したり、ミャンマーの地方ですれ違ったり、いろいろとご縁があります。
とはいえ、以前は話をする機会は多くなかったのですが、クーデター後に精力的に写真展をされている中で、写真を観に行ってお話を伺ったり、チャリティカレーイベントをお手伝いいただいたりと、交流が深まりました。
クーデター前の日常を中心に、シャン州インレー湖、最大都市ヤンゴン、チン州の街などで撮影された28点が展示されています。
こちらの動画で、クーデター前の日常を展示されていることを説明いただきました。在廊されているときは、資料には書かれていない写真それぞれの背景や思い出などを伺うことができ、興味深いです。
2005年からミャンマーに通いはじめ、軍政下、民政移管後の変化、そして今のミャンマーを、写真を通して見続けてこられた亀山さんならではの、ミャンマーへの眼差しを感じました。
理念やイデオロギー、どういう体制であるべき、ではなく、ミャンマーのひとびとが何を望み、何を感じているのかを、しっかりと捉え、そこから何ができるのかを考えてらっしゃる様子でした。
そして、展示されたミャンマーの日常の写真を通して、観る人それぞれが、ミャンマーの人々のかつての暮らし、彼らが何を望み感じていたのか、思いを馳せることができる、貴重な空間だと思います。
会場はJR中野駅もしくは地下鉄丸ノ内線新中野駅から徒歩6~12分です。私は新中野駅から歩いて行きました。
ぜひ、期間中に訪れてみてください。
会場:ギャラリー冬青
〒164-0011 東京都中野区中央5-18-20
tel.03-3380-7123
会期:3/4より3/26まで(日曜、月曜休廊)
11:00〜19:00
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?