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職場の人間関係に悩んだ時、私がやったこと

皆さん、こんばんは。
今日も寒いですね。私はお家のリネンを洗濯しながらnoteを書いています。

さて、今日は以前反響いただいたこのnoteで、組織を復活させるために具体的になにをやったのかをもっと知りたいという声をいただいたので、書こうと思います。

・職場に気まずい人がいる
・この人との関係を良くしたい

と思っている人に、読んで欲しいです。

該当のnoteはこちら↓

組織の復活はもちろん業績も含みますので、復活させるために配置を変えるなどの体制変更も行いましたが、今日は「関係の質」を改善するために何をしたのかを書こうと思います。

関係の質の話に入る前に体制のことも簡単にお伝えしておくと、大したことはやっていなくて笑、
・受注率の高いクローザーを増やす(異動)
・受注率の高い人にアポイントを寄せる
・受注率の低い人はクローザー同行をマストにする
上記が機能する体制、管理指標、会議体を設計し実行しました。

体制変更などの変化を踏まえても、組織に大きなインパクトがあったのは関係の質の向上だったと思います。

◆「関係の質」が良くならないと、どんなに良い戦略があっても人は動かない

マサチューセッツ工科大学のダニエル・キム教授が提唱する、成功の循環モデルは有名ですが、私も実体験を持ってこれは本当だと思います。

当時のチームの組織状態は、モチベーションクラウドのスコアも下がっていましたし、以前と比べて良くないことは明瞭でした。

戦略はどんどん改善されてアップデートされているのに、ノウハウは型化されツールはどんどん整うのに、全然実践されないのです。

当時の私も自組織のことに関して積極的ではありませんでした。
段々と達成率が低くなっていく自組織を本気で変える、という覚悟がなかったと思います。
顧客に振り切って自分がめちゃくちゃ頑張る方が、他の人に「本気でやれよ」と言うより楽だったのもあります。

私は仲間からの信頼を失って、メンバーから「勝田は顧客は大切にしているけど、組織は大事にしていない」と言わせてしまいます。
※詳しくはnoteを読んでください…。

◆相手も傷ついていることを理解する

もちろん私だって、自組織のことを大切にしなくていいやと思ったことは、私から言わせるとありませんでした。
ただ、仲間にそう思わせたという事実は向き合わなければならないと思いました。

きっと相手は、私が自覚していない私の行動や言動で傷ついたんだと思いました。
その上で、諦めや退出ではなく、発言を選んでくれたことに感謝したいと思いました。

◆問題は人と人との間にある

これは毎回noteで言ってる気がしますが笑
誰も自組織を悪くしようなんて思ってないです。
ただ、何かしら間に問題が起こって誤解が生まれます。
だからこの「間の問題」を解消しようと思いました。

◆何をやったのか

まず、
①感謝と変わりたいという意志を伝える

・伝えてくれてありがとうございます
・私は変わりたいと本気で思うから、2人の間の問題を解消したい。だから2人で話す時間をください。
と意志を伝えました。

②サシのロングmtgを速攻で抑える
速攻でロングmtgを抑えました(ミニマム90分、2時間がちょうど良いと思う)

速攻でというのが大事です。
「とは言え予定合わないし…」と先延ばしにしても良いことないので、他の予定をキャンセルしてでも速攻で入れた方が良いです。※もちろん被せた他の人のスケジュールは謝った上で再調整する。

(速攻で、は今も大切にしていて仲間から「勝田さんと話したい」と言われたら基本的に「今日は時間合わないかな?」と聞くようにしています。結果的にその日調整できなくても相手が驚くスピードで応えて、あなたを大切に思っているというのを伝えるようにしています。)

③愛を伝える
mtgの最初に、時間をくれたことへの感謝と、関係を良くしたいという意志と、「だから何でも伝えて欲しい」と伝えました。

④時間と出来事を並べて、お互い思っていたことを正直に話す
用意するのは付箋とペンです。ピンクと青があった方が良いと思います。

関係が悪くなる、こじれるというのは、関係を良くすることと一緒で、一朝一夕ではなかなかできません。
日々の積み重ねですれ違いが起きます。
だから、最初から振り返った方が良いです。
私たちは新カンパニー発足から、1Q、2QとQ毎の出来事を振り返りながら、その時どう思っていたかを付箋に書いて話し合いました。

良かったことをピンク、良くなかったことを青で書きました。関係を改善したい人とこれをやると、皆さんがやっても多分ほとんど青になることになると思いますが笑、本音を言うことが大切だと思います。

驚くくらい知らなかったというか、「あの時そんな風に思ってたんだ」というのが分かりました。やっぱり問題は間にあるんだなというのを実感しました。

⑤全部出し切るまで話す
ぶっちゃけこの段階で解決策までいかなくても、心理的な警戒が取れれば後から解決策は考えられるので、とにかく全部出し切るのが大切だと思います。
相手が「言っても大丈夫」と安心できることが大切だと思います。

この①〜⑤を2時間くらいかな?やりまして、これだけでもだいぶ関係は良くなったのですが
その後は約束と実行、変わると伝えたことを自分が本気でやるだけでした。

今では、その人が私の心の支えで、何でも言える関係になりました。その人と飲んでる時が私は心のデトックスになるくらい、めちゃくちゃ仲良しです。

◆めんどくさいけど、やった方が圧倒的に楽

そんなことやらなきゃいけないなんて、めんどくさいよ。と思う人もいると思います。
でも結果的に、やった方が圧倒的に楽でした。

精神的に楽になります。気を張ってコミュニケーションしたり、警戒する必要がなくなるので。
2時間重めのロングmtgやるだけで、毎日のモヤモヤがなくなるのだから圧倒的に楽だと思いました。

◆これは上司が教えてくれたこと

この①〜⑤は、以前上司との関係があまり良くなくなった時に、上司が私にやってくれたことでした。

正直、当時の私は分かり合える未来を諦めかけていました。でも速攻で(本当に翌日とかに)大切であろう他の打ち合わせを全部飛ばして時間を作ってれて、会議室で顔を合わせた最初に「今日は勝田のモチベーションを上げに来たよ」と言われました。

すごく救われて、間の問題を諦めない姿勢を私も絶対に受け継ごうと思いました。
私の会社には「あの人はだめだから」と問題を個に帰着させたり、「あの人とは合わないから」と間の問題を諦める人は1人もいません。

ただ、私たちも間の問題に悩むことは多いです。
それでも向き合う、それでも変えるという私たちの取組を伝えることで、職場の人間関係に悩む方々の力になれたら良いなと思います。

では今日はこの辺で。
また次回。

◆Twitterアカウント
https://twitter.com/@ayacos11

#ビジネス #エンゲージメント #組織 #モチベーションクラウド


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