母の日に「内省」という名で、ごちゃごちゃ考えている。
昔から、私はやることは何でもそれなりにやってのけるタイプだ。
これには理由がある。
そもそも、苦手なことは極力やらなかったからだ。
小学校低学年時に習っていたピアノ、
折り紙や裁縫といった手先の細かい作業、
パズルなどのコツコツ組み立てていくもの、
数学や理科といった数字や記号を扱う思考は、
早々に「私の人生には必要ない」とバッサリと切り捨ててきた。
得意なことに力を注ぐ。
苦手分野はスルーする。
そんな風に生きてきた。
そんな私が今、日々、格闘しているものがある。
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