クスリ絵を貼ってみる
うちの病院ってね
ホリスティックの病院なのですね。
とは、いいつつ
普通診療の診療報酬で
経営をしています。
そんなわけで
すべてがすべて理想的なホリスティック医療を体現できるはずもなく
ホリスティックな医療を実現するのは
難しいのだなあとと思うような現実も多々あります。
でも、そんな中で
室料というカタチで
各種代替補完療法を提供したり
気功の時間があったり
心理療法、音楽療法
漢方の先生、食養生、こころのときめきキャッチと。
希望する患者さんは
ボディマインドスピリットへの
アプローチをしてるわけです。
そんな日常の中で
わたしもわたしなりに
日々ホリスティックなアプローチをするわけですね。
その中でわたしの大切にしたいことは
インサイドアウトの考え方なのです。
患者さんへ思いを馳せるには
やっぱり、
医療者側が愛に満ちていて整っていることが大切。
看護師さんがイライラしてて
それで患者さんに優しくするなんて
無謀な話なわけです。
職場のみんなと楽しく働くために
いろんなことを試みているわたしは
今回は
看護師の控室に、クスリ絵というものを貼ってみました。
クスリ絵とは
『クスリ絵』とは、クスリかクスリ以上の効果を示す絵(デザイン)のこと。
コロナさんだから、ウイルス撃退のクスリ絵だったり
いつも頑張ってくれる私たちの身体へ疲労回復のクスリ絵だったり。
患者さんたちが
いつでも愛に包まれるように、痛みが取れるようにクスリ絵と。
ついでに、
認知症でせん妄気味の患者さんの部屋には
癒しのエネルギーのクスリ絵 と。
部長師長クラスへは
人間関係、信頼関係のクスリ絵 と。
でね、
このクスリ絵が、怪しいって言われても
ばかにされてもおかしくないわけですよ。
このクスリ絵から
エネルギーが出ています、なんてね。
でも、
部長も職場の仲間も、
「ありがとう」と受け入れてくれました。
なかには、「これ知ってるよ」と
わたしも使ってるよと教えてくれる人も。
やっぱり
ここは、ホリスティックの病院だと思いましたわ!
どんな代替療法を取り入れてるから、
ホリスティックの先生がいるから!って
ホリスティックな病院というわけではないですね。
ただ、ここにいる人たちの感覚。
知らないからって、
意味がわからないからって
ただ否定するのではなく
もしかしたらの「希望」を感じることのできる人たち。
「今日より良い明日を」
この理念を持ってお仕事してるんだなあと感じた出来事でした。
この仲間たちが好きだなあと
思えた一コマでした✨
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