漢方が嫌いな子どもに…
薬を子どもに飲ませるのは、大変ですよね…。
幼い子は特に大変……でもないんです。
幼い頃は、最悪泣いてでも親が飲ませることができるのですが、そこそこ大きく育つと、意志と力が強固になるので、実は幼い頃より結構厄介って個人的に思っています…。
ここでは、起立性調節障害になり、毎日薬を飲んでいる薬嫌いの娘の薬にまつわるお話です。
起立性調節障害のお薬は?
起立性調節障害の場合、以下のような薬が処方されます。
その他に、以下の薬も一般的なようです。
うちの娘の場合、
・ミドドリン塩酸塩
・半夏白朮天麻湯(ハンゲビャクジュツテンマトウ)
が病院から処方されております。
その他にも頭痛とメンタルがやられていることから、
頭痛防止系の
・呉茱萸湯エキス顆粒
・ミグシス
・イブプロフェン
などなど処方されております。
漢方を飲むのは本当に大変!我が家の対策は…
上の見出しでもご紹介しましたが、うちの娘は以下の2種類の漢方を飲んでいます。
・半夏白朮天麻湯
・呉茱萸湯エキス顆粒
正直、どっちもクソまずいです…
よく「飲みやすい漢方ですよー」などと言われるのですが、漢方って独特な味がするじゃないですか…大人ならギリギリ耐えられる味であっても、子どもにはやっぱりきついです…。
そこで我が家で考えた施策が、
「市販カプセルに入れて飲む!」
です。
一気飲み、お湯溶かし、ココア混ぜ、オブラート・ゼリーで飲む、
色々やってみましたが、これが一番飲みやすいです。
我が家ではAmazonでカプセルを購入しています。
カプセルに入れて飲むメリット・デメリット
カプセルに入れて漢方を飲むメリットは、
漢方の味を大して感じずに飲むことができる
水分を多く摂ることができる
という点でしょうか。起立性調節障害では、水分不足は症状の悪化をもたらすため、カプセルで飲むことで1回に250mlくらいは飲んでくれています。
ただ、デメリットもありまして、
カプセルに毎度薬を入れるのが手間
1回に飲むカプセル数が、1袋につき6~7個
切らさないように在庫確認して買っておかないといけない
という感じになります。
娘は2種類の漢方を飲んでいるため、1回に13個程度のカプセルを作らなければならず、そして、飲まなければなりません…。親が作成しても10分程度は毎日かかっています。
大きいカプセルにしたらいいのでしょうが、大きすぎると今度飲み込みにくさが出てきて、漢方を飲めないという自体になってしまいます。
そのため適度な大きさのものを探すと、1袋に付き6~7個の量がベストになっています。
手間を入れてもカプセル使用はおすすめ!
デメリットが多いカプセル使用での漢方ですが、
個人的にはやはりおすすめしたい方法です!
理由はシンプルで、飲んでくれるから です。
起立性調節障害には、漢方はやっぱり合っている、特に娘はちゃんと漢方を飲み始めてから状態が安定したと感じています。
そして、飲み漏れがないんです。
直接飲んだり、溶かし飲んだりすると、すべてちゃんと飲むことができないことが多いです。包装やコップに残ってしまったり、むせて途中で止めてしまったり…カプセルでもちょっと残ったりしますが、概ね95%は飲んでいる印象です。
手間はものすごくかかります。
かかりますが、それでもちゃんと飲んでくれるので、ぜひおすすめしたいです!
【番外編】薬はちゃんと調べて!
この記事では、薬についてまとめたため、ここでちょっと注意をご紹介したいと思います。
うちの娘は、起立性調節障害に関する症状で、2度病院が変わっています。
病院を変える要因となったのが、病院処方の薬でした。
↓↓ぜひその時の状態などはこちらからご確認ください
以下に先程ご紹介した、起立性調節障害の薬があるのですが、
最初3番目の「インデラル」が処方されていました。しかし、今は1番目の「ミドドリン」が処方されています。
効果を見ていただいたらわかりますが、血圧に対するアプローチが真逆なんです…。
もちろんそのときの症状に合わせた処方をされたのですが、娘は血圧が下がってことによって症状を悪化させてしまいました。
ぜひ起立性調節障害と診断された場合は、どのような効果があって、実際に子どもがどういう状況でをしっかり親が見てあげるべきだと感じます。
そして、薬が始まった場合は、短期間で先生との診断時間を設けておいて、状況をちゃんと医師に伝えることが大切だと思います。
まとめ
今回は、うちの薬事情をご紹介しました。
正直、「薬なんだからつべこべ言わずに飲めよ!」っていう方もいらっしゃると思います。でも、長く付き合うものならば子どもの負担はできるだけ避けたいと思っています。
子どもが泣く・喚くことでの親の負担は半端ないものです。
病気でお互いしんどい状況なら、できるだけ精神的な負担は解消して、笑って病気と向き合いたい、そんな気持ちで病気と戦っている変な家族がいると知っていただければと思います。
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