矛盾とバランスについて
人にはその数だけ多様な考え方があるのだから、自分の考えを押し付けてはいけない、どんなに親しいと思っている人でも近づきすぎてはいけないと思う一方、近づいて意見をぶつけあわなければ何も理解しあえない。
人と比べるのは意味がなくて、自分の目標をもって自分自身が成長できるように努力していれば人なんて関係ないと思う一方、どうしたって人との相対関係で自分が評価されたり、自分も人との競争によって励みになったりすることもある。
過去を振り返らず、未来を見据えて前向きに次のことを考えたほうがいいことはわかっている一方で、過去の経験、知り合ってきた人々が今にずっと繋がり導いてくれ、そして何かの時に自分の支えになってくれていることに気付く。
こういう矛盾する生き方論みたいなものが溢れていて、これからはこうしよう!と決めてもまたその反対の考え方に惑わされたり、安心したり。
結局バランスが大切なんだ。バランスはそれぞれの考えの間。いっそどちらかに完全に傾けられたら楽なのかもしれないけど、バランスを取るのは一番むずかしい。
ここ数年しっかり芯をもって生きていきたいと思ってきたけど、芯をどこかに固定するのは難しいし多分危険。いつもガッチリ真ん中に位置しているっていうのは相当難しいからね。芯を保ちつつ柔軟にと言うのが理想なのだろうな。