病みきるということ
皆さまこんにちは。
アーステリーヌ亜矢子です。
連載の合間に、
日々の中で見つけた
この地球の歩き方、
そして、気づきなどについてのシェア投稿なども行っていこうと思います。
というわけで、
タイトルにある通り、
今日は「病みきる」ということについて
私の気づきをシェアしたいと思います。
それにしても、
3月だというのに、
寒い日が続いておりますが、
体調など崩されておりませんでしょうか?
そんな時はしっかりと休養してほしいと思います。
しっかりと休むことって本当に大事だからです。
そんな私も、
がっつりと寝込んでいる時がありました。
いつもとは違う不調のサイン
昨年末は、
自分のご褒美月間ということで、
楽しいイベントをたくさん計画していました。
その第一弾として、
大好きな推しを追いかけ、
2日間にわたりその愛を爆発させ、
ちょっとお仕事もして帰路についたわけですが、
帰宅後に、
行動を共にしていた妹から
「高熱を出した」というLINEをもらいました。
まさか!と思い、
自分でも熱を測ったら、
なんと38度越えの発熱中。
それまで普通に食事もして、
めちゃくちゃ元気だと思っていたのに、
人間って不思議なもので
熱があると自覚した途端に急に体調が悪くなるという…(笑)
そんなわけで、
次の日から1週間丸まる寝込むことになったわけです。
それまで、プチ不調といいますか、
疲れがたまっていたり、
ストレスがかかると、
ちょっと体調を崩すってことは度々あったのです。
そんな時はがっつりと眠るとすぐに治るし、
大きく体調を崩すってことはあまりないのですが、
これが本当に突然でいきなりだったので、
いつもとは違う不調だなということは明らかでした。
すぐに回復しないことは解ったので、
その週も楽しみにしていた予定が目白押しだったのですが、
予定も泣く泣く全キャンセルに。
リスケに快く応じてくださった皆様、
本当にありがとうございました!!
その間、
2匹のワンコと4匹のニャンコたちの面倒を
ワンオペで見続けてくれた旦那もありがとう!
幸い、流行りの病ではなかったのですが、
体が見事に動かず、
こんこんと眠り続けました。
少し回復してきた後も、
幸い予定は全キャンセルになったし、
外出の予定もありません。
病院へ行くことも頭によぎったのですが、
「これはもう、自分の治癒力に任せてみよう」
そう思えたので、
ひたすら眠る事にしました。
とはいえ、
眠るのにも体力がいるので、
体は一度起きたい、
動きたい、と言ってくる。
家事でもやろうかな?
買い物に行こうかな?
という衝動にかられる。
でも、ちょっと動くとやっぱり
頭は働かなくなり、
眠たくもなってくる。
どちらにも行けないもどかしさ。
でも、今回に限っては、
「絶対に安静にした方がよい」との直感があったので、
動けるようにはなっていたけれど、
ひたすら横になり続けてみました。
そんなことを繰り返していると、
ある日
「あ…これはもう病みあがるな」とわかる瞬間がはっきりとわかりました。
体の隅々まで生まれ変わったような感覚
すると、次の日の朝には、
目覚めた瞬間にいつもとは違う感覚があるのですよね。
頭はスッキリ、気分もさっぱりしています。
体も軽やかになっている。
そして、
光や音、匂いや手から受ける感触など、
五感もとても敏感になっていました。
指先から色々な感覚が面白いほど伝わってくる。
光の中に舞うほこり、
コンロの汚れすらも、
とても愛おしく見えてくる不思議。
普段通りの生活を送っているのに、
全てが新鮮で、
健康でいられるこの身体のありがたみを感じる。
今、この瞬間を味わえていることすらも喜びが湧いてくるのです。
なんだか細胞が隅々まで生まれ変わったような気分でした。
この感覚はすぐに忘れる、というか
当たり前のことになっていくのだろうな、
ということも同時に感じていましたし、
それでいいのだとも思いました。
ですからあの時は、
ひたすらその感覚を楽しんでいました。
これもしっかりと「病む」ことをやりきったからこそ、
自分を信じて任せたからこそ、
このような感覚が味わえたのかな?
と思ったのです。
そして、身体もバージョンアップして、
ますます元気になった気がします。
エネルギー的な部分も一段と強さが増したかなと思いました。
多分、今までだったら、
中途半端に治ったところで仕事に行ってしまったり、
お出かけしたり、
または、薬で治したりしていたと思います。
でも今回はこの感覚を体験出来て本当に良かったと思えました。
以前、友人からも「病みきる」って大事だよとは聞いていましたが、
病みきるって大事!!と心底思えました。
そして、同時に思ったことがありました。
これは、あれだ! あれと一緒だ!という感覚
これって、
自分と向き合わざるを得ない出来事が起こったときにも
言えることかもしれない、ということでした。
『自分の負の感情を垣間見てしまい、その感情を手放したいと願ったとき』
『同じパターンを繰り返している自分を変えたいと思ったとき』
『避けて通れないような壁や大きなショックを受ける出来事が起こったとき』
そんな時に、
私たちがどうするべきか?に、
とてもよく似ているなって思ったのです。
そんな時は、
自分自身を信じて、
その感情や出来事をしっかりと受け容れ、
そして、流れに身を任せる。
相手を変えようとか、
現状を良くしようと立ち回る必要もない。
そして、その感情も無理に手放そうなどと頑張らなくても良くて、
ただ、ひたすらこんこんと、
ゆっくりゆっくりと受け容れていくだけ。
自分の中に巻き起こっている感情にひたすらフォーカスしていくだけ。
すると、自然と癒しや気づきが起こっていくのですよね。
これは、
病を受け容れて、
自分の自己治癒力を信じていくだけ。
ね、同じではないでしょうか?
必要なのは、
「病みきる」「感じきる」ということです。
陰を極まれば陽となる、
とも言いますよね。
これは自然の宇宙の摂理でもあるのですから。
感じきり、受け容れてていけば、
自ずと今の最高にベストな状況へと物事が動き出すのです。
この作業は時には辛くて、
投げ出してしまうこともあると思います。
また、楽になりたいと、対処療法的なこともしてしまうこともあります。
もちろん、
どうしても辛い時には、
ヒーリングや何かセッションの力を借りてもよいとは思います。
しかし、その時に大事なのは、
あくまでも自分自身の力、
自分で自分を癒していく力を信じて、
そのサポートとして活用する、
もう一押しって時に利用する、
そのような意識をしっかり持っていただくことだと思います。
『誰かにどうにかしてもらおう』ではなく、です。
それはその後の大きな自分への信頼になり、
今後の大きな力にもなっていきますし、
その積み重ねが、
自分は本当に素晴らしい存在なのだと、
心から受け容れることができるようになっていきます。
人は皆、
本当に素晴らしい存在です。
自分で自分を癒し、
変化を起こしていけるのです。
それをぜひ信じてください。
私自身も自分の体験を通して、
そのことをまた一段と信じることができました。
そして、
今年もそんな素晴らしい皆さんを後押しするサポーターとして、
セッションを提供していけたら、と思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします、
本日もお読みいただきまして、
ありがとうございます。