【読書記録】睡眠障害の子どもたち/大川匡子編著


読もうと思ったきっかけ

最近、別室のベッドで寝ている次女が、夜中に私の布団に入ってくるようになりました。次女は寝相がものすごく悪く、掛布団を奪われるので、私は寒くて目が覚めてしまいます。翌朝このことを本人に言っても、いつ移動したのか全く覚えていない、と言うので、もしかしたら『夢遊病』かもしれない?!と、子供の睡眠について調べてみようと思いました。

内容

不眠症や夜尿、睡眠時無呼吸症候群などのよく聞く症状から、『ナルコレプシー』(過眠)という聞きなれない症状まで、さまざまな子どもの睡眠障害を症例とともに解説しています。

勉強になったこと

  • 睡眠を整えるには、体内時計を整えることが大事。

  • 体内時計を整えるには、環境を整えることが大事。

  • 朝食を食べ、夕食を遅くしない。

  • 夜は極力ゲームをしたりテレビを見たりしない。

  • 視覚に障害があると、光を感じることができないため、体内時計が乱れやすい。(視覚に障害がある方はこういったことでも苦労なさっていたのですね。初めて知りました。)

目から入った光情報は、視覚情報処理を経ずに網膜視床下部投射という神経経路を通じて直接視床下部に伝達され、生物時計に作用します。ヒトでは、朝の光情報は生物時計を早め、夜の光情報は生物時計を遅くすることがわかっています。なんらかの原因で朝に光を浴びることができないと、生物時計を早めることができず、睡眠覚醒リズムが遅れることになります。

睡眠障害の子どもたち 第5章P94より引用

感想など

次女の睡眠中の行動の原因はまだわからないですが、熟睡できるよう環境を整えていこうと思いました。我が家の子供たちは2人とも睡眠時無呼吸症候群があったため、長女は4歳の時に、次女は10歳の時(昨年の夏休み中)に手術をして口蓋扁桃を摘出しました。手術前次女の寝相は今以上にものすごく悪かったです。夜中、起き上がってフラフラ~と移動して座ったままコックリコックリしたりしてました。本人は全く覚えていないと言うのですが。手術後はいびきは全くなくなったのですが、寝相だけはまだ悪いままです・・・。今度の夏には宿泊行事があるのに大丈夫でしょうか。。


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