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こんなはずでは・・・お葬式は見積もり金額の2倍以上!
今年の年明けに86歳の義父が亡くなりました。
長く闘病生活をしていたため、本人を含めて本人を含めて家族も、心の準備はできていました。
それに伴って事前に葬儀の見積もりを取りました。
よく葬儀代でぼったくられた様な話は聞いていましたが
見積もり自体、本来は時間的余裕がないとできないことです。
わたしもこんな時間的余裕があるケースでなければ相見積もりを取ることはなかったでしょう。
見積もりをとった会社は3社。
条件は
・家族葬であること(約20人)
・通夜は行わず1日葬、お坊さん、戒名、お位牌はオプション でつけること
・自宅から一番近い家族葬のホールで行うこと でした。
A社 見積もりは412000円
B社 見積もりは448900円
C社 見積もりを取ったがあまりにお花が貧相だったためここですでに却下
ここまでは事前にしており「この金額で全てを賄えます」という言葉も両方の会社から聞いていました。
その時が来ました。
義父が亡くなった知らせを受けて、A社に依頼しました。
少しでも安いほうが良いと思い、選んだのですが・・・
義父が亡くなったのは一月二日、すぐに行われた打ち合わせで決まった火葬の日はなんと一月九日だったのです。
元旦は火葬場は休みになり、その皺寄せだったようです。
まるまる一週間の待機時間となりました。
それに伴い、遺体を生前の様に保つ処理としてなんと22万円が発生しました。
そのほかにも霊柩車のランクアップ(なんと元々ついていたのはワンボックスカー!!それはあまりにも・・・ということでした)生花のボリュームアップなどなどで結果は
100万越えとなりました。
せっかく見積もりを取った割には見積もりの倍以上という情けない結果になってしまいました。
喪主は義兄だったので私(亡くなった義父からすると義理の娘)が打ち合わせにも参加できず、結局は言われるがまま値段が釣り上がったものと思われます。
その後一週間が経ち無事に葬儀は執り行われました。
遺体処理された義父は蝋人形のようでしたが穏やかな顔をしていました。22万円の処理代を高いと見るか安いと見るかはその人次第というところなのでしょう。
予算より高額になる情報を知っていて見積もりもしましたが、結果はやはり思っていたよりも高額になってしまいました。
今回は打ち合わせを義兄がしたため感情的なものが大きく、本来は必要なかったオプションを追加したことが原因だと思います。
身内の感情を理解した上で、痛いところをついてくる打ち合わせの内容にも疑問でしたが、業者も商売。致し方ないのかも知れません。
一生のうちに頻繁に葬儀の会計に関わることはないのかも知れませんが、私が今回のことで学んだことは
・葬儀会社の見積もりは当てにならない。元々のプランについているものがあまりに低ランクなことがある(霊柩車がワンボックスカーなど)気になるなら詳細まで確認すること
・亡くなってから火葬の日までのドライアイス代など、待機時間が長ければ長いほど費用がかかる(ちなみに1日22000円でした)
ちなみに一週間待機した葬儀は待っている間もどこか心は落ち着かずにソワソワ。とても長い一週間でした。
終わった時はなぜか開放感がみんなに漂いました(笑)
これからの高齢者社会、ますますこんなことが多くなっていくのかも知れませんね。
あなたもいつか携わるかもしれない葬儀。
少しでも私の体験がお役に立てたら嬉しいです。