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毒親ならぬ毒子!?

昨日、母から泣きながら電話がかかって来た。

父が癌かもしれないとのことで、検査しに病院に行っているとのこと。

母は不安がいっぱいで色々考えてしまい、食欲もなく、眠る事もできず、何も手につかないそうで。

なので、私は言った。

「考えることで、癌になることがなくなるのであれば考えればいいけど、考えても癌にならない訳じゃないんだから、考えるだけ無駄じゃない?」と。

そして母は続けて言った。

「もしお父さんがいなくなったら、あんたの家に1ヶ月くらい泊まるから。」

うちと実家は、飛行機や新幹線を使うくらい離れている。

なので、そう簡単に行き来できる距離ではないので、もし父が亡くなったら、1ヶ月くらいうちにいたい気持ちも分からないでもないが、うちの家族は私以外、発達障害だということも、上の子が不登校だということも、両親には話していない。

私は冷たい人間なので、父が癌かどうかよりも、もし父が亡くなって母が1ヶ月くらいうちに泊まる事になったら、子ども達が発達障害であったり、上の子が不登校だったりを話す事の方に気をもんでいる自分に気づいた。

もちろん父に何かあったら悲しいと思うかもしれないが、父も、もう80代半ば。

年に一度か二度くらいしか顔を合わせないが、顔を合わせる度に、三途の川に片足をつっこんでるような雰囲気をかもしだしている父だったので、もう何があってもおかしくないな~とは思っていた。

でも、まだもう少し、母に子ども達が発達障害であること、上の子が不登校である事を話すのは先にしたいので、父には頑張ってもらいたいと思ってしまう私は、毒親ならぬ毒子だろうか…。







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