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自分のバロメーターを知るということ
人にはそれぞれ、好調・不調の波を知るための指標になるものがある。
自分では気づかない、意識しないところで変化する、その人だけのバロメーターとなるものが。
私の場合は、「文字との関わり」だ。
活字をすんなり読めるかどうか、人の会話が抵抗なく頭の中に入ってくるか。そういったところが上手くできるかどうかが、私の調子のバロメーターになっている。
他者から見ても、すごくわかりやすいと思う。
明らかにSNSに投稿する機会が減るし、ブログも書かなくなるし、ネット上に記事を読んでシェアすることも格段に減る。
私の姿をネット上で見かける機会が減ったら、「あ、調子悪いんだな、こいつ」って思ってもらって間違いない。
ネット上でなくとも、本は読まなくなるし、ひどいと会話も上の空だったりする。職場での毎朝の申し送りすら、ぼんやりしていて聞いてなかったりするので、非常に危うい。
だけど、そういう傾向が自分でわかっていると、「あ、私、ちょっと調子悪いんだな」って自分で気づけたりもする。
何となく、いつもみたいにSNSを見る気になれないと、気をつけなくちゃって思う。そろそろ休憩が必要かなって。
どうにか気づければ、そうやってなんとか元に戻そうと工夫できるから、病的に悪化はしないんだろうな。
自分にとって、何がバロメーターなのか。それを知らない人は、案外多い。
知らないから気づけなくて、気がついたときには取り返しがつかなくなっていた…という人もたくさんいるはず。
だからちょっとだけ、意識してみてほしい。
いつもと同じことができてる?
いつも美味しいと思うものが、美味しいと思える?
いつも一緒にいて楽しい人と、楽しく過ごせてる?
いつも熱中しているものに、同じように時間を注げる?
そういうことを意識してみると、見えてくるから。
あなただけの、心のバロメーターが。