憧れのカメラを手にした日のこと。
先日、cuicui +に参加してきました。
cuicui +は、写真好きが集まる、カメラ・写真のイベント。
コロナ禍になる前はサッポロファクトリーなどで開催していて、遊びに行ったりもしていたのですが、
何せその時はカメラは持っていないでしょう?
目ん玉飛び出るくらいの価格のカメラやレンズを見て、
“へぇぇぇぇぇ!”
を送ることくらいしかできなかった、数年前。
それでも、“自称・高校時代写真部”としては、楽しく参加させてもらっていたんです。
でーも。今年は違うよ。
まずね、勝手に運命を感じたの。
なぜなら、今回のcuicui +のテーマが
“富士フイルムXマウントから広がる写真体験”!!!!!!
ふ、ふ、富士フイルムさまぁ!ってなったよ。なったの。
なぜなら、以前noteにも書きましたが、
今年私が巡り合ったカメラが、
そして、カメラにハマるきっかけをくれたのが、
富士フイルムのカメラだったから!
これは参加せねば。そして、できることなら、このイベントを主催してるalloの渡邊真弓さんに、この想いを伝えたい(勝手に。一方的に)!!
あわよくば、富士フイルムの方にも、カメラを始めたことで人生変わりましたくらいの喜びを伝えたい(マジで自己中心的に!一方的に!)
ってことで、行ってきました。カメラを携えて。カメラの初心者が。初雪の降った日に。鼻を垂らしながら。
で、今回のイベントは、いろんな催し物がありまして。ステージ企画や、講座、写真の展示…などなど。ある中で、私が絶対に参加したかったのが
“FUJIFILM X-S20レンタル企画”
というもの。
垂涎。初めて使うけど、これ以上ピッタリの言葉無いと思う。
垂涎。垂涎ですよ。欲しい。やりたい。手に入れたい。喉から手が出るほどよりも、もっと生々しく、涎が垂れるほどの欲求が体の奥底から湧き上がってくるのを感じたね。
しかもなんと、無料で2時間も(だったと思う)貸し出して、外に持ち出して、自由に撮影していいってすごくない?
私はこのために256gbのSDカードを買って楽しみに準備していたんだけど、
その日寝坊して、SDカードは家に忘れました。
嘘でしょ。じゃあカメラはあるけど、記録ができないじゃん。
記録ができないカメラはもうカメラじゃないじゃん。カシャカシャいうだけの重い機械じゃん。
もう!ばかばか!あやかのバカ!
と、地下鉄内でウロウロ狼狽えたんだけど、
私は閃きます。
ポールタウンに、カメラの光映堂があったはず!
あったあった!絶対あった!光映堂さんなら、絶対SDカード売ってるよ!
ってことで、レンタル予約15分前に大通について、ダッシュで光映堂へ。
光映堂では、80代くらいのおじいさんが、写真を印刷しようとして
“40分後にくるからね”
“40分後に、取りに来るからね”
と、自動印刷機に大きな声で話しかけてて、とても良かった。
自動印刷機も返事くらいして欲しかった。
で、SDカード。
値段とサイズに怯んだんだ。私。
だってさ、家に帰れば6900円で買った256GBのSDカード未開封であるんだよ。
だからここで、同じサイズのSDカードは買えない。
かと言って、小さすぎてもあれだし。
128くらいにしようかな。Amazonじゃないから結構するな。でも仕方ないな。
と、迷い、迷った挙句、血迷って、16GBを買う私。
ちいせぇ!ケチるなケチるな!昼飯に寿司とか食ってねぇで、でかいサイズのSDカード買えよ、あやか!!!!
と思っても、当時のあやかには届かない。
くっ!この選択が後から大変な後悔につながってゆきます…。
ほんで、汗だくでcuicui会場に到着!たくさんのお客さんと、素敵な写真とで溢れかえるジョンソンストアはとてもよい雰囲気でした!
渡邉さんにもご挨拶できて、想いを伝えることもでき、温かく迎えてくださいました。ありがとうございます!!!
本当に、優しくてビックリした。
私なんてさ、真っ赤なコートで、汗だくでさ。
自分が俯瞰で自分を見たら、子供に「指さしちゃいけませんっっ!」
って言っちゃうような身なりで登場したのにさ。
渡邊さんなんて、一緒にお写真まで撮ってくださって。女神のような振る舞いでした。
さぁ!ご挨拶もできたし!レンタルだレンタル!
富士フイルムブースは、今や手に入りづらくなってしまった、憧れの“FUJIFILM X-S20”が並んでます。
美しいのね!なんか、芸術作品みたい!
で、見た目の重厚感とはウラハラに、軽いの。とても。491gですって。
これなら毎日持って歩ける!欲しい!
レンズ35mmの単焦点レンズを選んで、レンタルスタート!外に持ち出してもいいですよ!とのことで、会場になってるジョンソンストアから狸小路に向かって歩き出しました。
焦点距離の意味がわかってなかった話は、また今度するし、その悩みを高山さんが解決してくれた話もいつかするけど、
初めての単焦点、初めての35ミリレンズ、いつも使ってるキットレンズと見え方が全然違って、これもまたとても面白かった。
X-S20はシャッター音も軽やかで、サクサク撮れて楽しい。
どんな場所でも、被写体が誰であっても、大丈夫。
私をカメラマンにさせてくれるカメラ。
普段なら照れ臭くてカメラをカバンに入れて撮りたい時にだけ取り出すのだけど、
このカメラは首からぶら下げたいし、いつでもどこでも撮りたい。
あぁ、楽しい。これは欲しい。これは欲しいわ!
ということで、狸小路〜大通などを歩きまわって写真を撮っていたのだけど、
これだ、今だ!この瞬間を!と思った写真が
「記録できませんでした🔺」
と表示される。
冷や汗。壊した?記録ができないとな。そんなわけなかろう。
慌てて撮ったものを確認するも、写真は撮れてない。
げ。
借りたもの壊すとかマジでないない。ただ、撮ってただけだもん、壊さなくない?
と思って、その前のブレた写真を一枚消して、再度テキトーに撮ってみると、
ちゃんと撮れる!
あぁ!よかった!よかった!
で、また、被写体を探して、シャッターを切ると
「記録できませんでした🔺」
おや?待てよ?
データを見る。
33/33
の表示に愕然とする。
だっ!!!!!!!
容量オーバーや!これは、容量オーバーのサインや!容量めっちゃちっせーSDカード買ったから!SDカードケチったツケや!これがツケや!
頭の中で、プロゴルファー猿口調でリフレインする。
ワイは猿やないけど、ワイはアホや!
SDカードケチったアホや!!!!
ということで、2時間の撮影時間、33枚という制限の中で撮った写真を披露します。
500枚くらい撮りたかったし、2時間もあれば撮れたなぁ。
でも、時間も枚数も制限があると、残したい写真が決まってくるから、
まぁ、ゲーム感覚で楽しめたと思うことにする!
それにしても、x-s20すごいわ〜!かっこいいわ〜!ほしいわ〜!
現在人気すぎて予約停止中。
もう少し手軽に買えるようになったら、絶対に欲しい!運命の一台なのでした〜!!
来年のcuicuiも楽しみ!来年までにSDカードの容量でかいやつ用意して、腕も磨いておきます。
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