非日常が教えてくれる、時間を気にせずゆっくりすること
「ゆっくりしてね」「ゆっくり休んで」
そんな優しい言葉をたくさんもらったこの数週間。ありがたい。それでも主婦業というのに休みはなく、常にわちゃわちゃしている毎日だ。
この週末に、ぶらり温泉旅行@伊豆をしてみたら、これぞのんびりだと思える瞬間があり、休んでる手応え(?)を感じることができた。
1)道の駅の足湯に入る
無料の足湯って、入らずにはいられない。しかもここは熱海で目の前が海。自分の足を自撮りしたら足が太すぎたので、隣にいる息子の足をパチリ。温泉の効能も書いてあり、しばらく恩恵を預かる。
道の駅は特産物の甘夏がたくさん。手むきの甘夏も売ってて、足湯後のビタミン補給に最適。
2)旅館の部屋の菓子を食べてお茶を飲む
旅館に着いて、荷物を置いてすぐに見るのが、テーブルの上のお菓子。お着き菓子とも呼ばれているようで、その土地の銘菓とかいつも楽しみ。
あれ?お菓子の入れ物が空っぽじゃん、と思ったら冷蔵庫にあるよと書いてあり、見ると大好きな水まんじゅう!あったかいお茶を入れてお菓子を食べるひとときはサイコーだ。
温泉に入る前に、甘いものを食べるのは、血糖値を上げるためだと、以前『チコちゃんに叱られる』でやっていたような記憶がある。
3)風呂に好きなだけ浸かる
チェックインしてから夕飯まで2時間半もある。何をしてもいい自由な時間に何をしようかと思ったけど、汗をかいていたので早めにお風呂にGo。時間が早いせいか、私以外に一人だけ。
脱衣所にある体重計。絶対乗らない。これから晩餐だってのに、テンションが下がるじゃないか。乗ってる人を見ると、強気だなと思う。
露天風呂で、うっかり湯船に入ってしまったカナブンを掬い上げて、風でざわわとする木々を眺め、「ふぅえーっ」と息を吐くと全身から力が抜けてく。
あー、ありがたや、ありがたや。
4)布団が敷いてあるウキウキ
食事をして部屋に戻ると、布団がが3枚横並びで敷いてある。ホテルだと部屋に人が入ることないし、こういうスタイルが嫌な人もいるけど私はこの和方式が好きで落ちつく。
修学旅行の気分に近いかも。どの布団で寝るかとか。テンションが軽く上がる。
食べて飲んで、後片付けもせずに、布団に横になれるってなんという贅沢なことなんだ。
後やらなきゃいけないことと言ったら歯を磨くくらい。
何をするでもなく、ゴロゴロ、すやすや。
こんな感じで、ゆっくりできた、のんびりできたという実感を胸に家に戻る。食べ過ぎか飲み過ぎか、ゆっくりしすぎか、家の体重計で1.5kg増えていたのは気のせいか。
でもいいや、ありがとう。