原田病 〜その5:入院生活1日目。点滴開始〜

 現在絶賛入院闘病中(5日目)の私が、原田病発見に至るまでの2週間。入院中は目の見えが良くないので、ゆっくりゆっくり更新してます。

4月30日(金)
 ついにやってきてしまった入院の日。朝から両親や兄弟近しい友達にも連絡をして、緊張しながら出発。
 入院や治療の怖さよりも、夫と離れることのほうが寂しくて泣くという。バカップルかよ現象。

 夫は総合受付までしかついてこれないと思っていたけど、熱も測っていたので病室までOKとのお許しが。(いえーい)
 治療のための瞳孔を開く点眼薬をしていて目もあんま見えないので心底助かった。

 病室につくまでに再度熱を測ったり資料を渡したり。身長体重を測ったりなどなど。(体重増えてた。まだ薬始めてもないのに!)
 それと、この日は本当に目が腫れてて、腫れてるというか瞼が浮腫む感じで、ぱっちり二重だったはずが、すっかり一重になっていた。

 病室は5人部屋の窓際だった。窓あるの最高。一応そっち系の仕事についてるだけあって空は好き。よかった窓際で、と胸を撫で下ろす。

 入院日は連休前だからか病院自体が忙しそうで、なかなか看護師さんが来ないから、仕事のある夫はここで帰宅。急に1人になる不安感。

 とりあえず持ってきたパジャマに着替えて、身の回りを整えてたら看護師さん登場。年齢が近くて話しやすくてよかった。

 看護師さんにも『今回の病気はとても珍しいですね、しっかり調べてきましたよ』と言われ、やっぱり100万人に5人という数字はガチなのかと感じる。

 色々と資料っぽいものを渡されるけど、如何せん瞳孔目薬のせいで文字が見えない。後で読もうと心に決めた。

 そんなこんなで、今日のメイン【ステロイド点滴1000mg】の登場。点滴は2日前が人生初なので、なんかまた違う感じの点滴にドキドキ。
 入院前に『ステロイド1000mg』って調べて知ってたけど、これが今から私の中に注入されるんかと少し怯える。

 無事に点滴が入るも、違和感。ただここ数日で採血やら点滴やらこんなにも針を刺されると痛みって慣れちゃうんだなあと、採血でできた青アザを見ながらしみじみ。

 点滴中って何をすればよいのか、動かしちゃダメなのか、予備知識がなさすぎて、点滴針の刺さった左腕をベッドから1mmも動かさないように慎重に寝ころがる。
 瞳孔を開く点眼薬もちょうど切れてきてたので、入院慣れしてる弟に『点滴中って動いて良いのか』尋ねてみると、当たり前やと一蹴される(  ˙༥˙  )ソリャソーカ

 飲み物がどこにあるのか、買って良いのかもわからぬまま(多分説明してくれてたけど、目が見えなさすぎて理解力不足。)でもみんな忙しそうだなあと思い、耐え忍ぶこと2時間。晩御飯の時間がやってくる。

 元々胃腸が弱い+初入院の緊張から、全く食欲がない。むしろちょっと胃がキリキリする。それにあんまり白米が好きではないという、アンチ日本人みたいな食の嗜好から、ほとんど食べられなかった。先行き不安。

 その後、横になってたら点滴の箇所がなんやらヒンヤリ。点滴やから仕方ないのかなと思うも、なんか水気を感じてすぐにググる(瞳孔目薬きれてて、目が見える時間帯でよかった!)

 どうやら漏れているのかも…と思い、ドキドキしながらナースコール。案の定漏れていた。私の血管は脆いし細いらしい。かなわん。
 ベテラン看護師さんがその後一発で決めてくれたので、安定する点滴。よかった。

 無事にお風呂も入って1日目終了。夜は点滴外してくれるからありがたい。私はムーンフェイスなどなどに怯えているので、ひたすらマッサージに明け暮れる。

 それにしても、消灯時間が早い。22時に消灯で、動画をみようにも暗い場面や字幕はまだ私の目には見えない。暇すぎて23時には寝た。

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