原田病 〜その13:入院生活9日目。

 現在絶賛入院闘病中(11日目)の私の、原田病発見から入院生活について。入院中は目の見えが良くないので、ゆっくりゆっくり更新してます。

5月8日(土)
 夜中に『全館放送。コードブルー、コードブルー』って鳴り響いて、物凄くドキドキした。ドラマでしか聞いたことがなかったけど、病院の隠語で【容体急変の患者さんがいるから医師たちは駆けつけて!】という意味らしい。

 時計を見ると1:30。夜中って急変する方が多いイメージあるよなぁ、、とかテレビから得た知識だけで考えたりする。今闘っている人がいるんだなぁと思うと、本当に生死を直で感じてしまって身震いがした。

 朝目覚めると、太陽燦々で久々に気持ちの良い天気!
 それから、なんだかひと段階視界がクリアになった気がした。右目のほうがより見えるかも。これまで日々の大きな変化を感じてこなかったから、なんだかこの日の変化は嬉しかった。
 床に落ちてる髪の毛とか、これまで見ようとしても見えなかったのに、この日は見えたので、掃除しておいた。見えるってやっぱ良い…!

 まだまだ正常運転ではないけど、少しずつ少しずつ、入院当初より見えるものが増えていて本当に嬉しい。

 ただ、この時点でもまだコロナ隔離中なので、部屋からも出られず、洗濯もできず、お風呂も入れず、、、これには本当に応えた。
 ただの入院生活ってだけでもストレスなのに、隔離は本当にきつい。そして誰が悪いとかじゃないからこそ、ぶつけようのない不満がすごい。

 とりあえず、下着の替えがなくなるから家から持ってきてもらって、ひと安心。ニキビが気になってきたので、持ってる中で一番ニキビに効きそうな洗顔も持ってきてもらった。ふぅ。

 お昼ご飯は筑前煮だった。最近味の薄い煮物ばかりだったから、甘味があって濃いめで嬉しかった(^ω^)

 午後になって、同室の方のwifi設定とかradikoの設定とかしてあげた。私が普段何気なく設定したり使ったりしているものが、ものすごく喜ばれてびっくりした。

 その後、久々に夫と通信ゲームをしてみた。まだ、暗がりのシーンは良く見えなかったけど、前より格段に見えるようになってて、かなり嬉しかったし、通信を通して会話もすることができたから、電話すら許されないこの環境で久々に声が聞けてとっても嬉しかった。

 目がだいぶ見えるようになってきたので、語学の勉強とかも始めてみた。この不自由な環境で最大限できることをせねば、な気持ち。インプットいっぱいしていこう。

 目の進捗についても忘れないようにメモに残したりしてみた。入院3日目にも同じようなメモをとってたので、約1週間ぶりの確認。

 その時よりも、視界欠損のような視界をグレーで覆うものがかなりうすーくなってきた。左目の視界はまだぼやっとしてたけど、両目で見るとかなり見える。

 あとは飛蚊症なのか視界の上部にチラチラっとゴミみたいなものが浮いて見える感じかな。だけど全体を通してかなり目の状態は良くなってきたなと実感。
 早く良くならないかな。。。

 あと、同室の方とご飯の時間はカーテン越しにお話をするのだけど、その声が大きいのか耳に響くのが最近の悩み。これは原田病が関係しているのだろうか。はたまた声がデカすぎるだけなのだろうか。

 耳鼻科の先生にも診てもらいたいけど、この状況下なので厳しそうだな(´・ω・`)コロナめ…

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