原田病 〜その9:入院生活5日目。目は良好。事態が急変〜

 現在絶賛入院闘病中(8日目)の私の、原田病発見から入院生活について。入院中は目の見えが良くないので、ゆっくりゆっくり更新してます。

5月4日(火)
 朝、いつものように天井を眺めていると、電球が両目でちゃんと認識できていることに気づく。ほんの少しの進歩だけど、自分にとっては大きな変化。嬉しい!

 朝の診断のとき、視力検査はあんまり変化がなくてガッカリだったけど、先生曰く『昨日と比べても変化は小さく見えるけど、一昨日と比べると確実に変わってきてるよ』とのこと。
 この日は若くてかっこよい感じの先生だった。(これまでのどの先生よりもすごく念入りに診てくれたから、目に光を当てられすぎてほぼ顔は見えなかったけど。雰囲気。)
 ちょっとるんるんでお部屋に帰る。

 この頃には前よりもスマホの文字が見やすくなってきていた。あと、瞳孔目薬に慣れてきたのか、普段は目薬をさしてから3〜4時間くらい不自由な時間が続いてたのが、2時間くらいで見えるようになってきた。慣れかな…?

 前日に買った着圧タイツが届く。さすがAmazon。それをすぐに届けてくれる夫。Amazonばりのスピード感。さすが。
 思った以上に締め付けタイプだったけど、足のだるさは無くなった。インスタ広告侮るなかれ。入院中の足の浮腫には着圧タイツ、最高。

 この日は火曜日なので、週に一度のシーツ交換の日。(希望すれば替えてくれるけど、定期的なのは週1らしい)
 ヘルパーさんが物凄くテキパキと替えてくれた。さらっさらのシーツは気持ちが良い。

 この日はお風呂でちょっとだけ耳が痛かった。内耳痛と呼ばれるやつだろうな。水でも入ったかな。入院8日目のこの日記を書いてる今は特になんともないので、気のせいかしら。

 お風呂後に、持参してた浮腫み取り茶を飲みたくて共用スペースでお湯を入れ、自宅に電話をかけてみる。声を聞くだけでひと安心(´・ω・`) 早く退院したい欲が増す。


 …とか思っていたらこの後から事態が急転直下。

 同室の方がコロナを発症してしまう。入院前にPCR検査もしてたけど、多分見つけられないコロナが潜んでたんだろうなあ、コロナおそるべし。

 プレドニン飲んで免疫下げているので、この日は流石に怯えた。部屋は締切、トイレも使えなくなって、なんだか病院が騒々しかった。

 この日はなぜか空調温度が高かったようで、夜少し暑かった。『え?!熱?!』と思って何度も体温を測る。熱は全く出てなくて、頭痛も全くしてなくて、だけどおそらく濃厚接触者。部屋に残った3名のPCR検査が実施される。

 即時にわかるやつ(大体1時間くらい)と翌日わかるやつの2種類の検査をした。何もないといいけど、とただただ願うばかり。
 この日ばかりは同室の人たちと励まし合った(もちろんカーテン越しで。マスクは付けて。)

 プレドニン飲んでる人のコロナ感染率とか重症化可能性とかネットで調べてみる。なんだかネットはこういう時に最適解が見つかりにくい。とりあえず怖いので、マスクを2枚付けて生活することにした。(暑い)

 夜中に何度も不安で目覚めた。原田病だけでもひと苦労なんだから、コロナのダブルパンチとかやめてくれと願うばかり。悪運の引きが良すぎて自分でもびっくりな今日この頃。

 そういえばお正月に浅草で引いたおみくじ、凶だったなぁ。だけどそのあとにちょっとお高めの健康守買ったし大丈夫かなぁ。とか考える。

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