ひとりっ子がふたり
昨日も娘と児童館にお邪魔していました。
知り合いのお母さんはいらっしゃったんですが、子供たちのパワフルな動きとスピードに全然ついていけない娘は気後れしてしまって輪に入れず(苦笑)、つまんないと言って別の階へ。
確かに子供同士の性格的にも、そんなに合わない感じはするのですが、こういう時娘の社交性と運動神経を心配してしまいますね。
まぁ、気付いたら同じような匂いのする子たちで固まっているってことになるんだと思うのですが。私もそうだったし。
行った先の階では、1歳くらいの男の子と優しそうなお母さんが遊んでいました。
磁石でくっつくパチンコ玉を穴に入れる遊びに夢中になっている男の子を見て、娘のセンサーが反応。そそそと近づいていきました。
かまってあげたい衝動が抑えられないようです。
「こーしたらやりやすいよ」
と男の子に教えてあげる娘。もちろん相手はわかりません。
でも、この場合絶対にその子のお母さんが反応してくれます。
「どうもありがとう、おねえさんだね」
それを聞いて嬉しそうな娘。
その後も、男の子とお母さんにたくさん話しかけて、ちょっかいだして、一緒にあそんであげる、というか遊んでもらっていました。
とてもかわいらしい光景で頬がゆるゆるになります。
その間男の子のお母さんとお話できたので私もとても楽しかった。
1歳の男の子には、8歳のお姉ちゃんがいるそうで、私も8歳年の離れた弟がいるということを伝えたところ、「姉弟関係はどういう感じか」と質問されました。
そこで改めて私と弟の関係を思い出そうとする私。
うん、産まれた時は本当に嬉しくて、小さな生き物がかわいくてかわいくて、たくさんかまっていたと思います。
でも、やっぱり8年も一人っ子だったので、まわりの人たちがみんな弟にとられてしまったような感覚になったのは事実です。
そして、弟がイヤイヤ期に入ったり、物心がついて生意気になってきたころから、大嫌いになります。
二人目だし男のだし、弟に対する厳しさや期待するレベルが私と全く違うことが納得できなかったからです。
私も私で友達と遊んだり、学校へ行ったり勉強したりが忙しく、ほとんど弟とは関わらないまま成長し、彼が社会人になってからでしょうか、ようやく良好な関係が築けるようになったと思います。
といっても共通の話題なんてほぼないし、性格もちがうから会話を楽しむ相手ではないし、一緒に過ごす時間なんてほとんどないですが、お互い違いを分かったうえで家族として受け入れている、という感じでしょうか。
大人になったってことだよね(笑)
質問してくれたお母さんには、「かわいがったけど嫉妬はあった、年が離れていてしかも異性なので関わらない時間が多かったけど今は良い感じ」という旨を伝えました。
その方も「そうですよね、一人っ子がふたりいるみたい」とおっしゃっていて、まさにその通りだと思いました。
母親になった今だからわかるんですが、一人目の育児から時がたって産まれた二人目って、きっとめちゃくちゃかわいいよね。そして育児も二回目だから落ち着きがちがうし、育て方だって変わって当然なのよ。
久々に姉弟について考えた日でした。
それでは、今日もよい一日を。