自分を知らない人しかいない世界で

1ヵ月書くチャレンジ、21日目のテーマは、

「これまでで1番のチャレンジ」

今まで生きてきて、ここは分岐点だったなというポイントはいくつかあげられます。

けど、「チャレンジするぞ!」という意気込みで何かをしたわけではなかったなと。

大学受験、就活、転職、一人暮らし、結婚、退職、出産……

たいてい、やるなら今だな、とか、いつのまにかそうなった、みたいな感じで乗り越えてきたみたいです。

だから今回は、あとから考えて、「そういえばあれはチャレンジしたと言えるのでは」という話を書きたいと思います。

転職した会社は、土日定休なほか、年末年始と、年に決められた日数休めるような制度でした。

家族がいる人はたいてい夏休みとしてお盆にまとめて休んでいましたが、独り身の私にとってはハイシーズンを避けて休暇を取ったほうが出かけるのには好都合。でもそうすると友人と予定を合わせて会うのは難しい状況でした。

じゃあいっそのこと、一人で旅行しちゃえば?会社の業務でも独学でも英語にふれて、以前より慣れてきた実感があるし、一人で海外行っちゃえば?と思いつきました。

短期でのホームスティは学生時代にしたことがあったけれど、一人旅行は初めて。できるかぎり安全なところに、ゆるゆると居座ろうと思いつき、カナダのバンクーバーにしました。

飛行機の往復チケットとホテル、空港からホテルの往復送迎がパックになったプランを旅行会社から購入し、3泊5日という短い旅に行ってきました。

バンクーバーだけにしか行かないなんてもったいないと言われてしまうかもしれませんが、観光したいというよりも、海外で一人で過ごしてみたいのがメインだったので、私にとっては大満足。バンクーバーはとても小さくて、水族館も公園もスーパーも本屋もカフェも歩いて行けたので、ほんとうにいいところでした。

誰も私のことを知らない。やらなくてはならないことがなにもない。好きなことだけして好きなものを買ってたべて、自然や町並みを眺めながら散歩してはホテルの部屋でダラダラする。

めちゃくちゃ幸せな数日間でした。

これをきっかけに、その次の年はロンドン、その次はニューヨークに一人旅しました。

残念ながら身体が壊れてしまいそこから旅はできなくなってしまいましたが、やっておいてよかったと思える経験でした。

あの時は、旅行なんてまたいつでもできると思ってたのですが、身体のことを抜きにしても結婚したり子供がいたりすると難しくなってしまいますね。

今回は、なかなか頑張ってたエピソードとして一人旅行をあげましたが、この先これが更新されるような挑戦をする機会に、恵まれたら嬉しいです。

海外のスーパーを思い出していたら、原色でキラキラしたグミが食べたくなってきました。ハリボーだな。

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Ayaka
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