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丸くなった父と、「可愛いは正義」

娘はバス通園です。
うちから歩いて少しの小さな商店前が、私たちのバス停。

毎日送り迎えは私がするのですが、近くに住む実家の父も、娘の顔を見たくて行きのバスを毎朝見に来ます。

昔から自己中心的で、声も態度も大きい父とはそりが合わず、正直頻繁に顔を合わせたくはないのでけっこうストレスなのだけど、今の生きがいが孫くらいしかないのだからかわいそうで、断れません。週末や休みの時は娘がお世話になっているのも負い目なのであまり強く出られない感覚、わかっていただける方もいるかと思います。

園からくるバスに乗っているのは男性の運転手さんと、担任を持っていない若手の先生。日によって当番を変えているようで、数人の先生が変わりばんこでお迎えしてくれます。

20代前半と思われる、肌つるっつるのかわいい先生たちに毎朝いやされる私。

すぐ思ったことを口にする父は、バスが行った後「あの先生かわいいよね」と、言ったりします。私もそう思うけど、外で大声で言わないでね...…。

そして、昨日、また違う先生が来た後に言ったのは、
「あの子、性格よさそうな顔してるね」
でした。

あー...…

性格がいいかどうかは知らないけどさぁ...…

お父さん要するに、

「あの子かわいくないよね?」っていいたいんだよねぇ...…?

おそらく昔の父ならダイレクトにそう言っていたはずです。
一応オブラートにつつんだというのは、父が歳をとったということなのかな、と可笑しくなりました。
まず他人の容姿のことなんてわざわざ言いうのは失礼なんだけどさ。

私にとっては先生全員超絶かわいいけどね。
見た目もそりゃ大事だけど、幼稚園の先生という大変な仕事を選び日々がんばっていという事実がまぶしくて仕方ありません。

私、少し距離が縮まると、中身がオヤジくさいことがすぐにバレてしまうので女性でよかったと心から思う時があります。

なんの話だっけ。あ、父ね。
根本的に昔となんにも変わらないけど、少しずつ丸くなっている部分もあるのかな、なんて思った朝でした。

それでは今日もよい一日を。

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