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Xデザイン学校 2022年度ベーシックコース#1

講義で印象に残ったこと、気づいたことなどを書き留めていく。

総じて

第一回目を受けた感想として、デザイン手法の勉強というよりかは、かなり哲学チックな内容だったのが印象的だ。

スキル = 知識・技術 + 判断・センス・態度

これまでスキルとは、自分が知っていることや、できることであると思っていた。講義ではスキル向上のために、知識を応用して知恵に変換することが必要であり、そのために「自分事化する」やり方があるというのが印象的だった。勉強したことを日常生活に当てはめて考えてみる、などして気楽に実践できそうなので良さそうと思った。

実務経験からUXにシフトする方が危険

アメリカの人材市場では、後からUXを学んだ人より、大学や大学院でUXを学んでいた人を採用する傾向にある、という話が衝撃だった。理由は、染み付いた知識が邪魔をするためUXを後付けしてしまうだとか。
自分も思い当たる節がある。社内有志でアプリのアイコン作成をする機会があった。そのとき自分がしたいデザインから考えてしまい、コンセプトを後付けしてしまったことがあった。(大学でビジュアルデザインをカジる程度学んでいた。)作成後のコメントで「一目で該当のアプリだとわからない」旨をいただいて反省した記憶が蘇った。
あれ以来、デザイン関連の作業をするときは必ずトップダウンで考えるようにしている。とはいえ長年の癖を払拭するのは難しい!

UXとサービスデザインの違い

これまで明確な違いを把握できてないまま2つの言葉を使ってきた。対象が「ユーザー」と「ステークホルダー」であると聞いた時にしっくりときた気がする。Uber Eatsに当てはめると、リソースや収益構造などのビジネスモデルがサービスデザインで、スマホで注文したものが自分の元へ届く体験がUX、みたいな感じだろうか。個人的には配達員が自分の家に近づいてきている様子をスマホで確認できる機能が面白い。これも立派なUXであるように思う。

概念化

理解が早い人はこれができているように思う。思い当たるのは社内の先輩で、複雑なシステム動作の説明を受けていたときのことだ。先輩は、このときはどうなる?というような質問を繰り返した後、「OKもうわかった!」と言い、その後の会話からも十分に理解されているようだった。今思えば必要な材料を質問しながら揃え、概念化していたのだろう。
断片的に物事を捉えるのではなく、全体像を捉えるということを意識したいと思った。

まとめ

第一回から盛り沢山な内容だったが、大変興味深く勉強になった。あと講義で出てきた内容は、比較的日常生活に当てはめやすいように思う。それこそ概念と事例を合わせて教えてもらえるので、自分の経験とも結びつけて考えたりしてみると面白い。
個人的にデザイン関連に取り組むととてもワクワクする。恐らく好きなのだが、これからは自分の武器にもしていきたい。


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