実践【引き寄せの法則】本当に叶ったように見える話④最終回
こちらの記事のつづきです
⑥信念を持ちつづける
「わたしの願いが妄想なんかではなかったというのは、いつになったら証明されるのかな」 悶々。。。
あるとき、ひらめいた。「その答えって、今できることを1つ1つ心から行動しつづけていって、その先に願った内容が現実として表れた時じゃん」と。自分の中に描かれているイメージ、願っていること(欲望)、今まで自分がとったすべての行動は、わたしの中の真実なのだと自分を信頼しつづけて。
つまり、願った内容が現実に表れる前に信頼することをやめてしまったとき、「わたしの願いは妄想だった」という結論になるんだ。
【願いを叶える】というのは、求めているものをGETしにいくのではなく、自分との信頼関係をどれだけ持ち続けられるか、ということなのではないかとこのとき思った。
わたしは【自分が感じている感覚】のほうを信じてみることにかけた。自分が感じていることをわかってあげられるのは、わたしだけだから。
⑦努力ではどうにもならないことを受け容れる勇気を持つ
結婚を前提にした彼女がいる人に好意を抱くのは自由だが、叶わぬ恋だとわかっているなら傷は浅いほうがいいし、この歳で痛い目に遭いたくないし、早々に諦めるのが賢明だろう。普通なら。
頭ではそう思っているのだけど、自分の気持ちに嘘をつくこともできず、わたしのエゴは苦しんでいた。正直なところ「彼に彼女さえいなければ完璧なのに」と何度も思ってしまった。
自分ではどうすることもできないから、もうわたしにするべきことはない。ただ心のままに、彼と会うことが許されたときには一緒に過ごす時間を楽しむだけ、と思っていた。
この先、彼と関わることが何らかの外的要因で途絶えたり打ち切られるできごとが起きたとしたら、そのときは軽やかに諦めよう。そのような展開が起こらない限り【自分から身を引く】決断はせず流れに任せてみようと決めたのだった。
わたしは「この彼とこの先パートナーになれたらいいな」と願うのと同時に「もし彼が今の彼女と結婚したら、わたしにはもっとふさわしい別の男性が現れるってことだ」ということも同時にイメージしてみた。わたしにふさわしいパートナーならば、彼であっても彼でなくてもよいと委ねるように。
離婚届を出すころには、きっとパートナーが誰だかわかっているだろう。何となくそんな感じがした。
【素直な自分のままでパートナーと関わる実践予行練習】をさせてもらっていると捉えるようにしてみたら、それだけだったとしても彼と知り合えたことはわたしにはありがたいことだと思えた。
⑥「意図はするけど結果には執着しない」ってこんな感じでやってみた
自分を信じつづけているけれど、先が見えないから正直怖かった。現実に起きていることだけ見たら叶いそうもないけれど、叶わない気がしなくて、でも、根拠がないから不安になる。
本当に叶っちゃったらこれほど嬉しいことはないし、すごいことだよな。わたしはそういうのを「奇跡」って思ってしまう。魚座っぽい。
強く願うわたしがいる一方で、結果をコントロールしたくないとも思っていた。ヒーリングの学びで、自分の思い通りにしたいという意図や力ずくでどうにかするやり方には「愛」も「調和」もなく、癒しを起こさないと知ったから。わたしの魂の計画に基づいた展開こそがわたしの幸せにつながっているはずで、それは誰も傷つけないはず。
魂の計画に基づいた展開をわたし自身が邪魔しないために、意識したことは、1.心が向くほうの言動を選ぶことと、2.結果はありのまま受け取ることだった。
自分の心に従った言動をする
↓
その結果、何が起ころうとも、起こるまま、展開がなされるまま受け取る
↓
起きたこと、展開されたことを味わい体感で捉える
↓
体感で捉えたものをもとに自分の心に従い、次の言動をする
この繰り返し。
1.心が向かうほうへ言動することは、具体的には、、、
2.結果はありのまま受け取ること
そのために意識してみたことは、
彼のメールの返信やリアクションも、起こったできごとも、それがどのようであっても、わたしが「解釈」したり、「意味付け」したりはしないようにした。とにかくニュートラルに受け取る。それは、彼の言葉だけを受け取るとか、起きてきたできごとの現象だけを見るという感じ。
わたしの解釈が入ると事実とはズレていって、彼とのコミュニケーションも、起こる展開もその影響を受けると思ったから。
自分で何とかして叶えようとしないようわたしが意識したことは、自分の希望を相手に素直に伝えたり、具体的な意図をした言動はするけれども、その通りにならなくても起きた展開に素直に従うとか、駆け引き、計算、裏を読むなどの作戦で行動しないこと。
心を鎮めて、相手のリアクションや起きてきたことを自分がどう感じ、どう捉えるのかを、まるで自分の外から観察しているもう一人のわたしとコンビを組んでいるような感覚。
引き寄せの法則で言われる「結果に執着しない」「手放す」「明け渡す」「降参する」って、こんな感じなのかなと感覚的に捉えながら実践していた。
⑦奇跡を起こす
奇跡を起こすには自分の思考を超えていく必要があると、何かを読んでいて目に留まった。「思考を超える」って実際どうすることなのか捉えにくかったので、「思考によって制限されると奇跡は起こりにくい」と逆説的に捉えてみた。
つまり、奇跡が起きやすいかは、頭で分析することではなく心に従うということなのだろうと捉えた。
実際わたしは、子どもが8歳なのに親権を夫に委ねて離婚するという常識ではちょっと考えられない決断をしたり、結婚する彼女がいる男性に諦めずに片思いを続けているという今までのわたしならしないようなことに挑戦したり、頭が決めたことではないことを行動に移していた。むしろ、そのように行動しているわたしに、”頭”のほうが気が気じゃない感じだったと思う。
⑧「どんなことでも今必要なことが起きているだけ」というのは本当だった
心に従って言動をすることをつづけながらも、相手や起こるできごとをコントロールしないようにしていたが、「気になる彼には結婚を前提にした彼女がいる」という現実は一変する気配が微塵もなく、、、つまり奇跡はなかなか起きなかった。彼と仲良く関わらせてもらえてはいたけれど。
そんな状況でも、自分の本心に偽りなく行動していると、自分にとって必要なことが起きてくる感覚がしていた。それは嬉しいことばかりじゃなく、苦しいこともいろいろ起こった。苦しいことが起こると、わたしの内面は感情的に揺さぶられるが、そのときには、わたしの中にある執着や恐れを直視する絶好のチャンスとして自分の内面に対峙するようにしていた。
シリーズ①からの記事で書いてきたような工夫を自分なりに取り入れたおかげで、起きていることを俯瞰して見れたので、辛いと感じるできごとも自己成長の機会として活かせたのだと思う。そうでなかったら、ただの辛い片思いの経験でしかなかっただろう。
わたしにとってこの複雑な状況を経験することが、この先のわたしにはいらない恐れや執着をいよいよ手放すよう促してくれるカンフル剤となり、彼の存在はその作業のサポーターでもあったと今振り返る。
そういう意味で「わたしが好意を抱いている彼には結婚を前提にした彼女がいる」という設定は、わたしにはうってつけのシナリオであり、感謝すべき展開だった。
願いの実現は、ある日突然あっさり起きた
ある日、彼から「彼女とは別れることにしたー」とLINEが来た。実はわたしは彼に、それとなく好意を持っていることを告白したことが何度かあった。何度か挑戦したのだが、彼の心はびくともしなかった。彼はときおり彼女の不満を口にしていたけれど彼女を想っている人なのだな、わたしの出る幕はないな、と感じていたのだった。
それなのに。。。いったい何が起きたというのか?
この急展開の詳細説明は割愛するけれども、その後、彼とは予行練習ではなく、ある日突然わたしの願いは叶ってしまった。
5月に、わたしは夫へ婚姻関係解消の申し出をしていて、夫の仕事のことを配慮して11月に離婚することが決定していた。彼が彼女と別れたのは、9月。
離婚届を出すまでには、新しいパートナーが誰かわかっている気がしていたが、その通りになったってことなのか。たまたまなのかもしれないけれど、現実化できたことには違いないので、これをどう解釈くるかは、私の自由である。
まとめ
【思考の現実化で願いが叶う】というのは、どうやら本当なのかもしれない。願いが叶うまでのポイントを、本からの情報とわたしの体験をすり合わせてまとめてみた。
そして、
など、精神状態、メンタルやマインドのセルフコントロールが重要で、これらを彼に求めたり、何かで満たそうとしたり、何かで紛らわそうとしたり、何かに当たったりするのではなく、自分で自分の心(感情や考え方)の面倒をみるのが鍵になっていたと思う。
願いって、自分の努力とか運の良さ(偶然)で叶うのだと思ってきたけれど、どうもそれだけじゃないぞという考えがますます濃厚になった。自分の努力が及ばない、何か見えない力も働いているのは間違いないと確信してしまうのは、やっぱり魚座だからなのか。
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